株式会社WrongがCoreline Venturesからシードラウンド資金調達を実施

株式会社Wrongが新たな一歩を踏み出す

株式会社Wrong（本社：東京都渋谷区、代表取締役：青松洸司）が、2025年の2月と7月にかけてCoreline Venturesを引受先とし、シードラウンドでの資金調達を行ったことが発表されました。これにより、Wrongは3DCGによるショートアニメーションを基にしたキャラクター制作の事業をさらに加速させる計画です。

資金調達の意義

Wrongは、資金を活用して「1つの作品からブランドへ」と「作品から体験へ」というビジョンを実現させるとのこと。具体的には、既に公開されたシリーズのコンテンツの拡充や、複数の新規シリーズの展開、さらにはゲームなど新たなコンテンツ制作に取り組む方針を示しています。

この取り組みにより、Wrongは単なるアニメーション制作会社にとどまらず、多様なコンテンツを展開するブランドへと進化していくことが期待されています。これにより、国内外のファンからの支持をより一層集めることでしょう。

投資家の期待

Coreline VenturesのGeneral Partnerである原健一郎氏は、青松代表のビジョンに強い感銘を受けたと述べています。「1億人に愛されるキャラクターを作りたい」という青松氏の言葉に、想像力を掻き立てられるとも語りました。

また、Studio Wrongのファンの80%以上が海外からのものであることにも触れ、日本のアニメーション文化が持つポテンシャルに大きな期待を寄せています。「1億人に愛される」との目標を超えて、80億人に愛されるキャラクターを生む可能性を秘めているとのことです。

代表のバックグラウンド

青松洸司氏は、京都大学数学科を卒業後、DeNAやMicrosoftでソフトウェアエンジニアとしての経験を積んできました。その後、2024年3月に株式会社Wrongを設立し、アニメーションに情熱を注いでいます。彼の技術に対する理解とアニメーターへの愛情、そして作品への深いこだわりは、業界内外で多くの評価を受けています。

今後の展開

資金調達を通じて、Wrongはより多くの魅力的なコンテンツを世に送り出し、ファンとのコミュニケーションを深めつつ、グローバルな展開を視野に入れた新しいキャラクター制作に挑戦していくことでしょう。この成長に期待が寄せられています。

資金調達の詳細や青松代表の考え方については、代表のnote記事でも触れられていますので、ぜひご覧ください。今後のWrongの動きにも注目です。