株式会社伊藤園が主催する「伊藤園お~いお茶新俳句大賞」に新たに加わる特別企画「動画俳句の部」が、2024年12月1日(日)から作品の募集を開始します。この企画では、自身の生まれ故郷や心の故郷をテーマに、地元の魅力を動画と俳句を融合させて表現することが求められます。応募者は、Instagramを利用して自身の動画(30秒以内)と俳句を投稿することで参加可能です。応募締切は2025年1月13日(月・祝)で、当日送信も有効となります。
「動画俳句の部」は、スマートフォンの普及により日常生活に浸透した縦型動画の形式に着目し、より多くの人々に俳句創作を体験してもらうことを目的としています。テーマは「地元」。応募者は自分の出生地だけでなく、思い入れのある土地や地域を対象に、日常の風景や特別な瞬間を動画と俳句で表現していただきます。
【応募方法と賞の内容】
応募に際しては、「伊藤園公式Instagram(@itoen.jp_official)」をフォローし、縦型30秒の動画を制作する必要があります。動画内には必ず自身の創作した俳句を文字入れしておくことが条件です。投稿文にはハッシュタグ「#動画俳句の部」と俳句内容が分かるハッシュタグを含めることが求められます。プロセスを経て、優秀作品にはデジタルギフト(えらべるPay)30,000円分と「お~いお茶」1ケースをプレゼントし、優秀作品は2025年2月頃に伊藤園の公式SNSやホームページで発表される予定です。
審査員には著名な作家であるいとうせいこう氏が名を連ねています。今回の企画は、普段の生活の中で自分自身の地元を再発見し、その魅力を存分に伝えるチャンスでもあります。また、伊藤園としてもこの取り組みを通じて、日本文化である俳句をより多くの人々に楽しんでもらうことを目指しています。
伊藤園は1989年から続く「お~いお茶」を通じて、現代のライフスタイルに合った新しいお茶の楽しみ方を提供し続けています。最近では、俳句が若い世代にも人気を博し、教育現場でも取り入れられることが多くなってきたため、この新たな「動画俳句の部」が多くの人々にとって新しい文化体験になることが期待されます。そして、海外からも多くの応募が寄せられ、俳句という日本の伝統文化を国際的に知らしめる場ともなりえるでしょう。
詳しい応募要項は新俳句大賞の公式ホームページにて確認できますので、興味のある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。参加することで、自分の感じている地元の魅力を他者と共有し、新しい形での表現に挑戦できる貴重な機会になるでしょう。今後の俳句界に一石を投じるこの試みに、ぜひご注目ください。