イエン・ライナム展
2025-06-27 10:49:43

渋谷で開催されるイエン・ライナムによるグラフィックデザイン展の全貌とは

渋谷のアートシーンに新たな風を吹き込む展覧会のご紹介



2025年7月11日から7月26日まで、東京・渋谷のオルタナティブスペース「Kura」で行われる展覧会『Fracture: Japanese Graphic Design 1875–1975』が注目を集めています。この展覧会は、国際的に評価の高いデザイナーかつ教育者であるイエン・ライナム(Ian Lynam)の書籍に基づき、日本のグラフィックデザイン史100年の変遷を辿るものです。

展覧会の特徴


本展は、明治時代から始まり戦前・戦後、そしてプレ・デジタル時代にわたる100年間の日本のグラフィックデザインに焦点を当てています。展示では、近代性、帝国主義、ジェンダー、商業主義、セクシュアリティ、美学といった多角的な視点を通じて、来場者がデザインの進化を体感できる内容となっています。書籍に収められた図版を展示空間に展開する“アーカイブ・オン・ディスプレイ”形式を採用し、実際のポスターや印刷物を使用して、デザイン史を“解体”・“再構築”していきます。

特別イベントの開催


展示初日には、オープニングレセプションが行われ、7月11日(金)の19時から21時まで、業界関係者や一般の方々とともに交流できる貴重な機会があります。このイベントは、参加者が直接イエン・ライナムの視点を聞くことができるチャンスでもあり、グラフィックデザインの新たな視座を得る良い機会となるでしょう。

イエン・ライナムのプロフィール


イエン・ライナムは米国出身で、現在は東京を拠点に活動しているグラフィックデザイナー、教育者、批評家です。彼はテンプル大学ジャパンキャンパスで教鞭を執る傍ら、スタジオ「Ian Lynam Design」を運営し、ブランディングやタイポグラフィ、空間デザインなど多岐にわたるプロジェクトに取り組んでいます。彼の仕事は日本国内のみならず、国際的なデザイン誌にも多く寄稿しており、その成果が広く評価されています。

アクセスと入場情報


この展覧会は、毎週火曜から土曜まで開催され、入場は無料です。開館時間は火曜から金曜が14時から19時、土曜は11時から19時までとなっており、日曜・月曜は休館日です。場所は東京都渋谷区東2-6-18の「UltraSuperNew Kura」で、アクセスも良好です。

さらに詳細な情報や展覧会の内容は、公式ウェブサイト(UltraSuperNewウェブサイト)をご覧ください。アートに興味がある方はもちろん、デザインの歴史に興味がある方にもとっておきの体験が待っています。


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会社情報

会社名
UltrasuperNew株式会社
住所
東京都渋谷区東エポック1F
電話番号
03-6432-9350

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