標準化と品質管理 四国地区大会2025
一般財団法人日本規格協会は、2025年10月29日(水)に香川県高松市にあるサンポートホール高松で「標準化と品質管理 四国地区大会2025」を開催することを発表しました。産業標準化推進月間に行われるこの大会は、全国の経営者や管理者、技術者が一堂に集まり、最新の情報や技術、実践例を共有する貴重な機会です。特に、今年の大会では「リスクをベースにした安全衛生管理への転換」に焦点を当て、中原浩彦氏が特別講演を行います。
特別講演の内容
中原浩彦氏は、NAOSHコンサルティングの代表であり、独立行政法人 労働安全衛生総合研究所の特任研究員でもあります。彼の講演は、企業が持続可能な成果を上げるためには、安全で安心して働ける職場環境が不可欠であるという視点から始まります。安全衛生管理を法律遵守型から自律的な管理へと転換する必要性を強調し、法改正によって2024年から始まる化学物質の自律的管理についても言及します。この新しい考え方を通じて、安全で安心な職場の実現へ向けた具体的なステップを解説します。
大会の詳細情報
「標準化と品質管理 四国地区大会2025」は、10月29日(水)13:00から16:40まで、サンポートホール高松の第1小ホールで行われます。大会のテーマは「持続可能な未来社会をデザインする ―実現のカギはルールメイキングとデジタル革新」です。この大会に参加することで、最新の標準化や品質管理に関する情報を得られるだけでなく、業界内でのネットワーキングの機会も広がります。また、全国大会やその他の地区大会も予定されており、北海道、東北、中部、近畿、中国、九州各地で開催されます。
参加者は、後日全国大会のアーカイブ動画も無料で視聴できる特典があリます。これにより、講演者の貴重な話をいつでも振り返ることができ、さらなる学びに活かすことができます。
日本規格協会について
日本規格協会は1945年に設立され、標準化や管理技術の開発、普及、啓発を目的としています。全国の様々な規格の開発や、国際規格の頒布、マネジメントシステムの審査登録など多岐にわたる事業を展開しています。これらの活動は、経済や社会の発展に寄与することを目指しています。
この大会は、標準化活動への理解を深め、共に成長するための貴重な機会です。四国地方の企業や事業所に、お勤めの皆様には特に頭に入れておいていただきたいイベントです。申し込みは8月上旬から開始されるので、興味がある方はぜひ早めにチェックしてみてください。