浅草香和が華やかに復活!
浅草に新しいエンターテイメントスポットが誕生しました。それが、和風ショーシアター「浅草香和」です。この施設は2024年1月10日にオープンし、豪華絢爛な花魁や芸者、侍に扮した演者たちが繰り広げる60分間の舞台を通じて、観客に独特の和の文化を紹介します。こちらのショーはノンバーバル、つまり言葉を必要としないため、日本人に限らず海外からの観光客にも非常に好評です。
浅草香和の誕生背景
「香和」は2004年に六本木で初めてオープンし、2018年には一度閉店しましたが、再オープンの要望が多く寄せられたことから、新しい運営のもとで復活することになりました。しかし、ここには多くの苦難が待ち受けていました。新たに設立された運営会社は、コロナ禍で打撃を受け、一度は幕を下ろさざるを得ませんでした。さらに、運営会社の計画倒産という問題に直面し、多くのダンサーたちは収入を失う憂き目にあいました。
この中で、かずみ座長(現運営会社の社長)は、失った仲間を救うために「Neo Japanesque Kaguwa」というチームを結成し、活動を続けました。彼の情熱はやがて新たな浅草での復活プロジェクトにつながります。
工事の難航と復活への道
新たなオーナーのもとでの復活に向け、オーディションを実施して新しいダンサーも増えましたが、工事は遅れに遅れました。元々の計画が中断され、工事現場はほとんど手付かずの状態に。だが、かずみ社長は決して諦めず、仲間たちと共に自らの手でショーシアターを作り上げることを決意しました。「自分たちの手で浅草香和を作っていく」との強い想いは、ダンサーたちを鼓舞し、施工業者たちも彼の熱意に共鳴しました。
芸術と文化の融合
浅草香和の見どころは、豪華な花魁の舞だけでなく、オリジナルストーリー「玲瓏大紅蓮」でもあります。この作品は有名な脚本家・江頭美智留氏によって書き下ろされ、遊女たちの力強い生き様が描かれています。また、音楽面でも竜馬四重奏のバイオリニストや尺八奏者の作品も取り入れられており、視覚と聴覚での楽しみが充実しています。
営業情報
- - 住所: 東京都台東区浅草1-12-10-2F (すし屋通り)
- - TEL: 03-5830-7579
- - 席数: 約50席
- - 営業時間:
- 1st OPEN 16:00/SHOW 17:00/CLOSE 18:00 (土日のみ)
- 2nd OPEN 19:00/SHOW 20:00/CLOSE 23:00 (毎営業日公演)
- - 定休日: 月曜日・火曜日
- - 料金: お一人様税込6,600円(ショーチャージ&1ドリンク付き)
- - 予約受付: オフィシャルサイト
華やかな世界が広がる浅草香和。そして、その背後には多くの人々の情熱と希望があります。この素晴らしいエンターテイメントを、ぜひ体感してみてください。