NEXYZ.と常陽銀行が挑む脱炭素社会の実現
地域経済と環境保全の新たな取り組み
株式会社NEXYZ.Groupの子会社、NEXYZ.は、常陽銀行と手を組み、企業の省エネ設備導入を通じた脱炭素支援を始めました。このコラボレーションは、地域の中小企業が持続可能な社会に向けた重要な一歩を踏み出すことを目的としています。
常陽銀行は1935年に設立され、茨城県を中心に185の店舗を展開。『健全、協創、地域と共に』を経営理念に掲げ、地域密着型の金融サービスを展開しています。環境保全活動にも力を入れており、地域と連携しながら持続可能な社会の構築に寄与しています。
省エネ設備導入支援の内容
NEXYZ.が提供する「ネクシーズZERO」は、初期投資ゼロで業務用設備を導入できるサービスで、LED照明や空調、冷蔵庫など多岐にわたる設備が対象です。このサービスにより、中小企業は手軽に省エネ設備を導入でき、CO₂排出削減の取り組みを促進します。
このプログラムを通じて、導入された設備の省エネ効果は、CO₂排出削減量に換算され、そのレポートは企業のカーボンニュートラルの実現に活用されることが期待されています。全国に38の拠点を有するNEXYZ.は、これまでにも10万件以上の導入実績を持ち、多くの中小企業の脱炭素化を支援してきました。
地域金融機関の強みを活かした支援
常陽銀行との連携により、地域の中小企業の資金面や人材不足、知識不足といった課題解決に向けたコンサルティングも行います。地域金融機関は、地元企業との強い関係を築いており、経営者のニーズを素早く把握しています。そのため、直接的な問題解決を通じて地域経済の活性化を図ることができるのです。
さらに、中小企業が施工する設備投資については、地元の施工会社に優先的に発注されるため、地域経済全体に良い影響を与えます。このように、NEXYZ.と常陽銀行の取り組みは、地域内での循環型経済を促進し、環境保全にも貢献することが期待されています。
持続可能な未来を目指して
NEXYZ.は今後も『まだない常識を、次のあたりまえに。』という理念のもと、持続可能な社会の実現に向けて活動を続けていく考えです。エンベデッド・ファイナンス事業の可能性を追求しながら、さらに多くの地域でのPOTENTIALを引き出し、企業や地域が共に成長できる仕組みを創り上げていきます。地域と密に連携しつつ、より良い環境を守るための啓蒙活動も行っていくことで、日本全体の持続可能な未来に向けた重要な役割を果たしていくことでしょう。