EASLに新たな風が吹く!
2025-2026シーズン、待望の東アジアスーパーリーグ(EASL)への出場が決まったのは、B.LEAGUEに所属する宇都宮ブレックス、アルバルク東京、そして琉球ゴールデンキングスの3クラブです。この3チームが同シーズンにEASLに参加するのは、B.LEAGUE史上初めてのこととなります。
EASLの目的と新フォーマット
EASLは、アジアのバスケットボールの発展を目的にしたリーグであり、競技レベルの向上と競争力の強化を狙っています。特筆すべきは、2025年5月13日に発表されたフォーマットの拡張です。この新しい形式では、第100回天皇杯の優勝チームを新たに参加させることが決まりました。琉球ゴールデンキングスは2025年3月15日に行われた天皇杯での勝利により、EASL出場権を獲得。これによって、準優勝のアルバルク東京が天皇杯枠を引き継ぎました。このアルバルクがEASLに出場するのは初めてです。
宇都宮ブレックスも2023年のEASLチャンピオンズウィーク以来の出場となり、過去には「The Terrific 12」などにも参加しており、国際舞台での経験が豊富です。2024-25シーズンでは、リーグ戦での成功を収め、準々決勝ではシーホース三河と対戦し連勝、準決勝では千葉ジェッツを打ち破り決勝進出へと駒を進めました。
琉球ゴールデンキングスの躍進
琉球ゴールデンキングスもまた、2024-25シーズンにおいて三遠ネオフェニックスを下し、EASL出場権を獲得しました。このクラブは、昨今のB.LEAGUEをけん引する強豪として知られており、過去5年間で4度の決勝進出を果たしています。特に2022-23シーズンには初のリーグ制覇を達成しており、今季もさらなる栄冠を目指しています。
すでにEASL 2023-24シーズンに参加し、グループステージを終えた琉球は、2024-25シーズンにおいてさらに成績を向上させ、グループを1位通過しEASL FINAL 4 2025に進出しています。開催地マカオでは惜しくも4位でのフィニッシュとなりましたが、強い存在感を示しました。これまでにも、2017年の「Super 8」、2018年・2019年の「The Terrific 12」、2023年の「EASLチャンピオンズウィーク」と、多彩な国際大会に幅広く参加しております。
EASLの未来に期待
EASLは、このようにバスケットボールの国際交流を推進するリーグです。FIBAとの10年間の契約を結び、アジア各国の代表的なリーグからの参加を確保することで、さらなる競技力の向上を目指しています。今後も日本(B.LEAGUE)、韓国(KBL)、フィリピン(PBA)、チャイニーズ・タイペイ(P.LEAGUE+)、モンゴル(The League)、香港、マカオといった多くの国と地域が参加するEASLに注目が集まります。
詳細情報は公式サイトやSNSで随時更新されているので、ぜひチェックしてみてください。国際舞台での更なる活躍を期待しましょう!