若者ケアラーと移動支援
2026-09-15 10:51:41

若者ケアラーの現実と移動支援に対する期待が浮き彫りに

要介護者との外出に関する調査結果



IT FORCE株式会社が実施した調査によると、要介護認定者の家族を持つ20代・30代の約80%が外食やお祝いに連れていきたいと考えている一方で、過去1年間で約9割が出かけることを諦めた経験があるという衝撃の結果が明らかになりました。これは、若者ケアラーが抱える現実的な課題を浮き彫りにしています。

現実と理想のギャップ



調査の結果、30代の約79.1%から85.1%が「お祝いの外食」や「親族の集まり」に連れて行くことを希望していると回答しました。理由は「気分転換」や「親孝行」、「思い出作り」といったポジティブなものでした。しかし、20代では91.3%、30代では97.0%が過去1年にお出かけを諦めており、現実は意欲とは程遠いことを示しています。

介護の負担



調査対象の20代・30代のうち、ほぼ90%が複数名の要介護者を抱えており、その影響で多くの若者たちが移動に関して大きな負担を感じています。特に30代においては、49.0%が移動サポートのメイン担当として責任を持ち、79.1%が送迎や付き添いにプレッシャーを感じているとのことです。また、ドライバー不足もあいまって予約がしにくい状況にあります。

子育て中の「ダブルケア」層は、さらに移動の手配や段取りが難しく、分担を考える必要が出てくるなど、複雑な状況に直面しています。

デジタル移動支援への期待



調査結果では、20代・30代が移動サービスに対して「乗降時サポート」や「認知症への専門対応」の要望が特に高いことが示されました。この世代は情報感度が高く、既存のサービスへの満足度も低いことから、改善を求める声が多く聞かれます。実際に、介護タクシー予約アプリ『よぶぞー』の認知度はこの世代で約80%と非常に高い水準にあります。

アプリやWebでの予約で重視される項目には、「事前目安料金の明確化」「ドライバーの指定」「24時間の予約サポート」などが上がっており、ストレスを減らしたいというニーズが強いことがわかります。

専門家の意見



成蹊大学の澁谷智子教授は、「この調査結果から、20代・30代を一括りに見るのではなく、家族構成や生活背景に注目することが重要」と指摘しています。特に、子育て中の若者ケアラーは、家族間での役割分担やサポートの形が多様であるため、その視点が必要です。現実の課題を解決するためには、情報の透明性を保ち、支援を柔軟に展開することが求められています。

まとめ



要介護者を持つ若者たちがお出かけを望みつつも現実には難しさを抱える中、移動のDXはその解決の鍵となるでしょう。今後の移動支援サービスの進化に期待が高まります。


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会社情報

会社名
IT FORCE株式会社
住所
東京都中央区新川1-14-5金盃第三ビル
電話番号

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