ウェルネスダイニングと三井不動産が宅配食の新サービスを開始

ウェルネスダイニングと三井不動産の新たな試み

ウェルネスダイニング株式会社は、三井不動産と協力して、地域の健康を支える新たなサービスを開始しました。三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド内で、管理栄養士が監修した健康宅配食が提供されることとなりました。この取り組みは、国内での健康に対する意識が高まる中での新たな試みとして注目されています。

三井ガーデンホテル柏の葉パークサイドとは？

三井ガーデンホテル柏の葉パークサイドは、2022年7月に開業し、国立がん研究センター東病院の敷地内に位置しています。年間に約30万人の患者が訪れるこの場所では、患者やその家族に対して24時間体制で快適な滞在環境を提供しています。この環境において、健康管理の一環として宅配食のサービスが加わることで、さらなる利便性が生まれます。

ウェルネスダイニングの理念とサービス

ウェルネスダイニングは、「からだ想い、家族想いのあったか健康応援団」という企業理念のもと、健康に配慮した宅配食や栄養相談を提供しています。これまでに約2,400万食の健康宅配食を通じて、多くの人々の食生活に貢献してきました。近年では、企業や団体の健康経営への取り組みが増加しており、そうしたニーズに応じたサポートを提供しています。

実施の背景とその反響

今回の取り組みは、三井不動産からの要望に応じて、食事制限がある宿泊客や嚥下に配慮が必要な宿泊者への食事対応を充実させるために始まりました。2024年4月から試験的に宅配食の販売を開始したところ、宿泊客からは「室内でゆっくり食事ができる」「好きなときに食事を楽しめる」といった高評価の声が寄せられました。その結果、10月からは常設の販売が決定しました。