ペッツファーストグループ2025年9月度報告
ペッツファーストホールディングス株式会社は、2025年9月度におけるペット流通の現状を報告しました。当社の理念「Pets always come first」(ペットが第一)に基づき、ペットの健康管理と里親探しを重視し、消費者に信頼される店舗運営を行っています。
契約ブリーダーとの取引
「P’s-first」直営店では、ペットをオークションなどの第三者を介さず、全国から信頼のおける契約ブリーダーと直接取引しています。2025年9月の取扱頭数は1,777頭で、このうち犬が80%、猫が20%を占めました。契約ブリーダーの数は282名です。
また、ペットの心身の健康を確保し、日齢偽装問題に対処するため、取引日齢を法令で定められた56日齢から60日齢以上へ引き上げる運動を昨年から進めています。9月度もすべてのペットが60日齢以上での取引を達成し、健康管理への取り組みが表れています。
ペットの販売状況
9月の販売頭数は1,561頭で、犬が74.6%、猫が25.4%です。販売の際の平均日齢は109日齢、店舗での在舎期間の平均は47日間でした。ペットの衝動買いを防ぐため、「ペットのお迎え前セミナー」を全てのお客様に受講していただいています。9月のセミナー参加者は1,561組で、すべての方が契約に進むこととなりました。
里親探しとペットケア
当社では、疾患のあるペットに対する継続的なケアが重要と考えており、治療後は「ペットケア&アダプションセンター日光」での里親探しを行っています。9月には、P’s-first店舗から6頭、ペットケアアンドアダプションセンターから3頭、合計9頭のペットを里親に譲渡しました。
現在、センターには81頭が生活しており、主に74頭が里親を募集中です。これらのペットは、治療を終えたばかりまたは回復期にある子たちです。
解約と死亡事故の報告
9月度には9頭が解約となりましたが、新たな家族を既に4頭が迎えてくださっています。死亡事故については店舗内で5頭、ペットケアアンドアダプションセンター日光で1頭の計6頭が報告され、依然として当社は「ペットの死亡事故ゼロ」を目指して努力しています。
健康管理の強化
ペッツファーストグループでは、死亡事故ゼロを目指して、獣医師による定期的な健康チェックとオンライン診療の導入を行っています。この取り組みによって、ペットの体調不良を早期発見し、介入することができる体制が整いつつあります。
また、寒暖差が大きいこの時期に特に注意すべき低血糖の管理体制も見直しています。これにより、ペットが健康に成長できる環境を整え、今後も全スタッフが一丸となって取り組む姿勢を貫いてまいります。
まとめ
ペッツファーストホールディングスは、ペットの販売から健康管理、里親探しに至るまで様々な取り組みを継続的に展開しています。未来に向けて透明性を持ち、より良いペットショップ運営を目指す姿勢を貫いていきます。