新しいナイトエンターテインメント「泊まれる演劇」
京都と大阪に位置するブティックホテル「HOTEL SHE,」が手掛ける『泊まれる演劇』が注目を集めています。宿泊客自身が物語の一部となり、夜のホテルを散策するこのイベントは、新型コロナウイルスの影響によりオンラインでの体験が広がりました。そして、2023年8月には新作のリアル宿泊版が上演されることが発表されました。
壮大な物語を体験する
「泊まれる演劇」の新作、宿泊型の「STRANGE NIGHT」は、実際のホテル内を舞台にしたイマーシブな体験です。参加者は物語の一役となり、ホテルのロビーや客室を歩き回りながら、次々と展開されるシーンを目撃します。この公演は、三密を避けるため、1ステージあたりの参加人数を12名までに制限されており、安心して楽しめる環境が整えられています。
ストーリーの魅力
本公演では、モーテル「アネモネ」にまつわる奇妙な噂が中心テーマとなっています。参加者は、ホテルの客室やフロアを彷徨いながら、物語の真実に迫っていくのです。出会うシーンは各参加者によって異なり、没入感のある体験が楽しめます。
リアル宿泊版の詳細
- - 公演名: 泊まれる演劇『STRANGE NIGHT』
- - 公演日時: 8月1日(土)〜31日(月)
- - 場所: HOTEL SHE, KYOTO
- - 参加料金: 一室2名まで 25,000円(税込)〜
- - チケット予約: 7月11日(土)22時より先着販売
- - 脚本・演出: きださおり(SCRAP)、左子光晴(ヨーロッパ企画)
また、パソコンやスマートフォンを通じて自宅で楽しめるオンライン版も同時に発表されました。こちらは、時間に合わせて鑑賞可能で、全く異なる物語が繰り広げられる予定です。
自宅で没入体験を楽しむ
オンライン作品「ANOTHER DOOR」は、リアル宿泊版とは異なるストーリーが展開されます。参加者は自宅からストリーミングを通じて、複数の客室で進行する物語を観察できます。カメラを通じて、まるでホテル内を歩いているかのような感覚が味わえるのです。
オンライン版の詳細
- - 公演名: 泊まれる演劇 In Your Room『ANOTHER DOOR』
- - 日程: 7月24日(金)より8月下旬の週末予定
- - 時間: 20:00〜 / 22:00〜 / 24:00〜
- - 参加料金: 2,500円(税込)
- - チケット予約: 7月4日(土)22時より先着販売
- - 脚本・演出: 山崎彬(悪い芝居)
まとめ
このように、「泊まれる演劇」はホテルという非日常的な空間を舞台にした新しい形のエンターテインメントです。リアルな宿泊体験に加え、オンラインでも楽しむことができるため、より多くの人々にアートとエンターテインメントの魅力を届けています。詳細は公式サイトで確認し、自分だけの演劇体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。