Flora株式会社が経団連に加盟
Flora株式会社(以下、Flora)は、2025年5月1日付で一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)に入会することを発表しました。本社は京都市左京区に位置し、代表取締役のクレシェンコ・アンナ氏が率いるFloraは、女性特有の健康課題に対する意識を高め、その解決に向けたプラットフォームの開発を進めています。
女性特有の健康課題への取り組み
Floraは、月経、妊娠、更年期など、女性が直面する健康課題についてのデータを収集・分析し、一人ひとりの「なりたい自分」の実現をサポートすることを目指しています。日本は少子高齢化が進むなかで、女性の社会進出が重要とされていますが、現実には政治や経済の分野で女性の活躍はまだ限られています。
経団連への加盟を通じて、Floraは政策提言力を強化し、女性の声を反映させる努力を続けます。具体的には、以下のような三つの柱にまとめられます。
1. 政策提言力の強化
「現場で働く女性の声を反映した政策」をテーマとし、女性の働き方や健康支援に関する具体的な提言を行います。女性活躍推進政策において、現場での体験や意見をもとにした政策形成を目指します。
2. 企業文化の変革
多様性の重要性を認識し、企業のダイバーシティ推進をサポートします。決定層における女性の割合を増やすとともに、柔軟な働き方や健康支援制度の導入を促進し、働きやすい環境の構築を目指します。
3. 経済成長への寄与
さまざまな業界で女性の労働参加を促進することで、労働力人口の減少を補い、経済の活性化に寄与します。特に、最近では企業における健康課題への取り組みが求められており、それが女性の活躍にも影響することが明らかになっています。
健康課題の支援を通じての新しい取り組み
Floraは経団連に参加することにより、一企業の活動を超えて、広範な社会課題として女性の活躍とその健康支援に対する取り組みを社会全体で共有し、政策提言や官民連携を強化していくことを目指します。
Floraの提供するサービスは、個人向けの月経管理アプリ「Moonly」や法人向けの健康経営サービス「Wellflow」に加え、蓄積したヘルスデータを活用した事業開発支援など、多岐にわたる内容を網羅しています。これにより、各個人や組織の健康課題に対する理解を深め、両者のニーズを結びつけることが狙いです。
まとめ
Flora株式会社は、女性特有の健康課題に対して積極的に取り組み、経団連への加盟を通じてその影響力を広げていきます。すべての人が自分らしく活躍できる社会を目指し、さらなる健康支援のプラットフォームを提供し続けることで、各方面において貢献していくことを期待されます。