Spotifyが選ぶ2024年の音楽シーン、日本と世界のランキング発表

Spotifyが選ぶ2024年の音楽シーン

今年もSpotifyが世界中のユーザーの聴取データをもとに、2024年を振り返る特別なランキングを発表しました。音楽シーンの躍動を感じるこのランキングでは、日本国内や海外での人気曲が明らかにされています。特に目を引くのは、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」が日本国内で最も再生された楽曲、そして国外でも最も再生された国内アーティストの楽曲の2冠を達成した点です。

日本での音楽ランキング

日本においては、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」が2024年の音楽シーンを代表する楽曲に輝きました。この楽曲は、国内楽曲として史上最速での3億再生を記録し、Spotify Japanのデイリーチャートで125日間連続1位を獲得する快挙も成し遂げています。同楽曲の月間リスナー数は約1,000万人に達し、ロングヒットを続けている様子が伺えます。

また、Mrs. GREEN APPLEが国内で最も聴かれたアーティストの座を2年連続で守り、広くリスナーから評価されていることがわかります。今年は同グループの「ライラック」「ケセラセラ」などがトップ10入りし、ストリーミングの人気は衰えを見せません。特に、back numberやヨルシカといったアーティストも、多くの楽曲でリスナーを魅了しています。

世界での音楽ランキング

世界規模で見ると、サブリナ・カーペンターの「Espresso」が2024年に最も再生された楽曲として君臨しました。その再生回数は16億回を超え、彼女は初のSpotifyグローバルチャート王者に輝きました。また、テイラー・スウィフトが2年連続で世界で最も聴かれたアーティストとされ、彼女の持つ音楽の影響力が再確認されました。

今年は特にアニメ音楽が海外でも注目されており、Creepy Nutsの楽曲はアメリカや中南米でも人気を博しました。今後もアニソンのブームが続くことが予想されています。

ポッドキャストランキング

Spotifyでは、ポッドキャストにおいても注目すべきランキングが発表されました。今年最も聴かれたエピソードの上位を占めたのは、テレビ東京の「あのちゃんの電電電波♪」から派生した「あのと粗品の電電電話」で、自然体な会話を楽しむコンテンツが高く評価されています。リスナー数は年々増加しており、音声コンテンツの広がりを感じさせます。

2024年の振り返り

Spotifyは、ユーザーが自身の2024年を振り返ることができる「Spotifyまとめ2024」も公開しました。個々のリスニングデータをもとに、今年最も聴いたアーティストや楽曲などが一目で確認できます。これは、リスナーにとって貴重な音楽体験をもたらすイベントとなっています。

イベント情報

さらに、複数のイベントも予定されています。12月13日から15日にかけて渋谷で開催される「Spotifyまとめ2024 POP UP EVENT」では、今年のヒット曲を振り返ることができ、音楽ファンにとって特別な時間を過ごせる機会です。また、株式会社ZOZOとのコラボレーションにより、楽曲のジャケットデザインを施したTシャツの販売も行われる予定です。

音楽が持つ力を再認識することができる2024年。この振り返りを通じて、新たな音楽との出会いが楽しめるでしょう。Spotifyの音楽とポッドキャストの世界にますます魅了されることでしょう。