港の未来を築く
2026-10-28 09:53:32

シハヌークビル港新コンテナターミナル拡張計画の全貌

シハヌークビル港新コンテナターミナル拡張計画の全貌



東洋建設株式会社は、カンボジア王国のシハヌークビル港湾公社から新たなコンテナターミナル拡張計画、通称NCT2の「パッケージ1(土木工事)」を受注しました。この工事は日本政府が関与する円借款を利用して実施され、総額262億円に及びます。工事の予定期間は36ヶ月で、東洋建設にとってカンボジアでの最大のプロジェクトとなります。

シハヌークビル港は、カンボジア国内で唯一の大水深港として、経済成長に不可欠なインフラとしての役割を果たしています。2000年代前半からこの港のコンテナターミナルの開発が進められ、2015年には東洋建設も参加した多目的ターミナル整備事業が完了しました。最近のカンボジアの経済成長を受けて、貨物の取り扱い量が増加し、もはや既存のターミナルでは対応しきれない状況に陥っていました。このため、貨物取扱能力を増加させることが急務となっていました。

現時点で、日本政府やJICAによって支援されている新たなコンテナターミナル拡張のプロジェクトが3つ進行中であり、今回の工事はそのうちの第2ターミナルにあたります。具体的には、400メートルの岸壁と約20万平方メートルのコンテナターミナルの整備に加えて、12棟の建屋も建設されます。

さらに、ターミナル運営の効率化を図るため、荷役業務やコンテナの保管、ゲートチェック、輸送サービスなどを一元管理するターミナルオペレーションシステム(TOS)を導入します。これにより、約450,000TEUの貨物取扱能力が増加する見込みで、物流機能が強化されることで、カンボジアの貿易や経済の発展にも寄与することが期待されています。

TEU(Twenty-foot Equivalent Unit)は、20フィートのコンテナ1個分の貨物量を示す単位です。この工事を通じて、東洋建設は1997年にカンボジアの首都プノンペンに出張所を設立して以来、同国の社会・経済の発展に貢献してきた経験を活かし、さらなるインフラ整備に尽力していく考えです。これにより、日本政府が掲げる自由で開かれたインド太平洋の実現にも寄与できると信じています。

工事概要


  • - 工事名: シハヌークビル港新コンテナターミナル拡張計画
  • - 工事内容: 土木工事(岸壁、ターミナル、建物等)
  • - 契約総額: 約262億円
  • - 工事期間: 36ヶ月

現場位置


  • - シハヌークビル港

完成イメージ


(画像はシハヌークビル港湾公社より提供)

このプロジェクトは、単なるインフラ整備にとどまらず、カンボジアの経済の成長を大きく後押しする重要な役割を担っています。これからのシハヌークビル港の発展に、ぜひご期待ください。


画像1

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会社情報

会社名
東洋建設株式会社
住所
東京都千代田区神田神保町1-105神保町三井ビルディング
電話番号
03-6361-5450

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