羽田イノベーションシティでの夏の祭典「NO BORDER BONODORI」
羽田みらい開発株式会社が進めている羽田空港隣接の大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」(通称HICity)で、2025年7月19日から21日の3日間、特別な盆踊りイベント「NO BORDER BONODORI」が開催されます。このイベントは、多様な人々が集まる羽田エリアならではの特徴を生かし、年齢や国籍、障がいの有無に関わらず、誰もが楽しめる盆踊りを目指しています。
NO BORDER BONODORIのコンセプト
HICityの理念は「この街を訪れるすべての人に、イノベーションを。」です。このボーダーレスな盆踊りイベントは、伝統的な盆踊りのスタイルを再構築し、誰もが気軽に参加できるライブエンターテインメントとして体験できるように工夫されています。特に、音楽、意匠、踊り、エンターテインメントという4つの側面に注目して、現代の盆踊りを再定義しました。
音楽の再構築
盆踊りの伝統音楽を受け継ぎつつ、現代的なアプローチを加えた音楽を使用します。全国的に知られるヒューマンビートボクサーのREATMOが手がけたリミックス音楽は、親しみやすさと新しい息吹を同時に提供します。
装束の提案
「踊りにくい」となる意匠的なハードルを下げるために、全ての参加者が気軽に踊れるよう、デザインされた「祈折 – INOLY」と「YUKATAYOU」という新しい浴衣スタイルも発表されます。この新装束は、機能性を保ちながら審美性を高め、誰でも簡単に着用できることを目指しています。
現代のダンス融合
盆踊りに参加するための心理的壁を下げるために、自由に踊れる空気感が醸成されるよう、国内外から選ばれたダンサーが、従来の型を守りつつも新たな要素を加えたパフォーマンスを披露します。ダンスに触れることで、より多くの人が踊りの楽しさを実感できることでしょう。
エンタメとしての革新
従来の静かな盆踊りに代わって、圧倒的な歌唱力を誇る五十鈴ココによる生歌が流れる中での盆踊り体験は、オーディエンスとの一体感を生み出します。これにより、誰もがこの新しい体験を楽しめることでしょう。特別なライブ感を提供し、来場者それぞれの思い出に刻まれるようなイベントを目指します。
台湾好包オーケストラとのコラボ
また、昨年のイベントが好評だった台湾の祭り「台湾好包(ハオパオ)フェス」のミニフェスも同時開催され、台湾の文化やグルメも楽しめる特別な日となる見込みです。この夏、羽田で位相を重ねた日本と台湾の魅力が融合した新たな文化体験を皆さんにお届けします。
開催日程と会場
- - 開催期間: 2025年7月19日(土)〜21日(月祝)
- - 時間:
- 19日(土): 11:00〜21:00
- 20日(日): 11:00〜21:00
- 21日(月祝): 11:00〜20:00
HICityで新たな出会いや文化体験を通じて、より多様性豊かなコミュニティの形成を目指すこのイベント。皆さんも是非、魅力あふれる羽田の夏のステージに足を運んでみてはいかがでしょうか。