同朋大学の石川教授が教育功労賞を受賞！技術者教育への貢献

同朋大学の石川教授が教育功労賞を受賞

名古屋市にある同朋大学の社会福祉学部に所属する石川洋教授が、一般社団法人電子情報通信学会から「教育功労賞」を受賞しました。この栄誉ある賞は、2024年度に相当するもので、教授が技術者教育の認定活動に貢献したことが評価されました。

一般社団法人電子情報通信学会は、日本における電子情報通信の分野での教育や研究の発展を目指している組織で、教育功労賞はその寄与を称えるものです。石川教授は、ソフトウェアの開発方法論や仕様の形式的検証に関する研究を行っており、特に情報リテラシー、数理・データサイエンス、AIに関連する講義や演習を担当しています。これにより、社会人が必要とするITの基礎知識や、その応用力を育成する活動を推進してきました。

社会福祉学科の魅力

現代日本は少子化や経済格差といった複雑な問題に直面しています。これからの時代には、福祉に関する専門知識だけでなく、他者の気持ちに共感する「人間力」が求められています。同朋大学の社会福祉学科では、社会福祉専攻において現場実習やフィールドワークを通じて、実践力を養い、理想的な社会を実現するための人材を育成しています。

石川教授の受賞も、こうした教育の一環として位置づけられます。彼は学生たちに対し、情報技術を駆使した福祉サービスの向上を図ることの重要性を強調しています。このように、同朋大学では福祉とITが融合した、新しい形の教育が展開されています。