獣医臨床医必見の学術論文セミナー
ユサコ株式会社は、どうぶつ内視鏡外科ネットワークが主催する「獣医臨床医のための学術論文のインプットとアウトプットセミナー」に登壇し、獣医臨床医に必要な知識と技術を提供することに決まりました。
このセミナーは2025年7月20日土曜日に、東京都千代田区にあるカールストルツ・エンドスコピー・ジャパン株式会社の会議室で開催されます。参加者は、論文作成の重要なポイントや、研究成果の効果的な発信方法について専門家から指導を受けることができる貴重な機会です。特に、ユサコ株式会社のスタッフは、文献管理ソフトEndNoteを紹介し、効率的な文献情報の管理や論文執筆のヒントを提供します。
セミナープログラムの詳細
セミナーは2部構成で行われ、第一部ではエビデンスに基づく医療と学術論文発表のためのインプットがテーマです。具体的には、10:00から11:00の間に「エビデンスに基づく医療と文献探し」を学び、11:05から12:00までの時間では「英語論文の効率的な読み方」についてセッションが行われます。このセッションでは、A.I.を活用した文献の読み方も紹介されるため、最新の技術を取り入れた学びが期待できます。
正午からの第一部の最後では、基本的な統計検定や結果の解釈方法に焦点を当てる時間が設けられます。参加者は、研究の裏付けとなるデータの理解を深めることができるでしょう。
第二部は、学術論文としてのアウトプットをするために知っておくべきことがテーマです。具体的には、14:05からの最初のセッションで「学術論文の基本構造」や、研究テーマの選定の重要性について学びます。さらに、海外ジャーナルへの投稿に必要な各セクションの概要と書き方についても詳しく解説されます。このセッションではアシスタントリサーチAIの活用法も実習形式で学んでいきます。
また、15:05からは「ケースレポートの作成方法」についてのセッションが行われ、実際の症例を通じてのディスカッションや、論文掲載にあたって必要な費用についても情報が提供されます。
最後のセッションでは、論文の投稿と査読のプロセスについて学び、実際の応募書類の作成方法まで幅広くフォローされます。特にカバーレターや査読者からの回答書の書き方も重要な要素として取り上げられます。最後にはQ&Aセッションも用意されており、参加者からの質問に対する回答や、今後の研究活動に向けたアドバイスが得られます。
参加申し込みについて
セミナーの定員は45名で、参加費用は勤務医10年目ぐらいまでが6,000円(税込)、それ以上の方は10,000円(税込)となっています。興味のある方は、以下のリンクから申し込みが可能です。
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このセミナーを通じて、獣医臨床医の皆様が研究をさらに深め、世界にその成果を発表できることを期待しています。