北口榛花選手の挑戦と感動を描いた特番が放送決定！

北口榛花選手とその軌跡

2024年12月28日(土)の午前9時30分から、HTB北海道テレビにて特別番組「旭川が生んだ笑顔～咲き誇れ！北口榛花～」が放送されます。この番組では、女子やり投げの選手として活躍する北口榛花選手の感動的な物語が描かれます。

北口榛花選手のプロフィール

旭川市出身の北口榛花選手は26歳。彼女は実は、やり投げを始める前はバドミントンと水泳に取り組んでいました。高校1年生の時にやり投げを始め、その才能を一気に開花させたのです。わずか1年後、彼女は日本選手権で日本一の栄光を手にしました。

その後も彼女は、日本新記録を樹立し、さらには世界選手権でも優勝するなど、日本女子やり投げ界の新たな歴史を築いてきました。彼女の記録だけでなく、多くのファンを魅了するその笑顔も大きな魅力です。しかし、その活躍には喜びと共に、様々な試練もありました。

苦悩と挑戦の時期

北口選手は、数々の大会でその笑顔を見せてきましたが、その裏には彼女が密かに抱えていた思いがありました。特に、2021年の東京五輪での12位は痛恨の結果であり、彼女はその後、大粒の涙を流したといいます。それでも、彼女は立ち上がり、失敗を糧にしてさらに挑戦を続けました。

パリ五輪を直前に控え、多くの大会で優勝を重ねるものの、彼女自身は「最悪の調子」と語っています。しかし、その逆境を乗り越え、パリ五輪では日本女子フィールド種目史上初の金メダルを獲得しました。この成功の裏には、高校生からの苦しい道のりと、「支えになったもの」があったのです。