学生たちが挑む宝塚カレーグランプリ
神戸親和大学は、2023年4月に男女共学が始まり、毎年多数の新入生を迎え入れています。特に2023年度には467名、2024年度には469名と、男子学生の数も大きく増加し、多様なバックグラウンドを持つ学生たちが共に学ぶ環境が整っています。
この新しい流れの中で、食に関する専攻がない同大学が「宝塚カレーグランプリ」に初挑戦することが決定しました。このイベントは、9つの大学が対抗し、売上を競うというユニークな企画です。
カレー開発の背景
参加の中心となっているのは、国際文化学科、心理学科、教育学科の学生たちです。彼らは普段、デザインやマーケティング、心理学といった異なる視点から学びを深めていますが、今回のプロジェクトではこれらの知識を活かし、商品開発からパッケージデザイン、そして販売までを一貫して手掛けます。
学生たちの強い想いは、幅広い年齢層のお客様に喜んでもらえるカレーを作りたいということ。そのため、商品コンセプトには「甘口」を選び、誰でも楽しめる味を目指しました。何度も試作を行い、意見を交わしながら、とても魅力的な2種類のレトルトカレーが完成しました。
この商品開発には、著名なブランドである「心斎橋ミツヤ」の協力を得て、さらに老舗の「ピッコロカリー」が監修してくれました。学生たちは企業とタッグを組むことによって、実践的な知識と経験を大いに得ています。
新作レトルトカレーのご紹介
1.
あまうま欧風カレー (国際文化学科の学生考案)
牛肉や野菜、フルーツの甘みとうま味が凝縮された、特製の欧風カレーです。テイクアウト用は830円(税込)、また、レトルトパックは680円(税込)で、8月21日から販売が開始されます。
2.
まろやかチーズとたっぷりトマトのあまうまキーマカレー (心理学科の学生考案)
こちらは、濃厚なチーズと新鮮なトマトの風味を生かしたキーマカレーです。テイクアウト用870円(税込)、レトルト用は650円(税込)で、8月22日より販売されます。
宝塚カレーグランプリの概要
「宝塚カレーグランプリ」は、2024年8月21日(水)から26日(月)まで、宝塚阪急フードイベントプラザで開催されます。この競技には多くの大学が参加し、売上高で競い合うとあって、各大学ともに力を入れています。神戸親和大学は、販売を行う日程が8月21日(水)・22日(木)の2日間に設定されており、午前11時から午後6時までの間、元気な学生たちが自らの商品を懸命に売る姿が見られることでしょう。
初めての試みである「宝塚カレーグランプリ」での挑戦を通じて、神戸親和大学の学生たちが成長し、地域に貢献する姿が期待されています。カレーを食べて応援することで、学生たちの努力を感じながら、カレーの魅力を味わう素敵な機会になることでしょう。