SFA代表 藤二商会訪問
2019-10-01 18:00:34

フィンテックの未来を体感!SFA代表の藤二商会訪問を振り返る

SFAのChia Hock Lai代表が藤二商会を訪問



2023年の初春、フィンテックのリーダーとして知られるSFAのChia Hock Lai代表が、京都市にある藤二商会を訪れました。彼のアジアにおけるデジタルトランスフォーメーションの推進に関する取り組みを詳しく聞くことができる機会となりました。

Chia代表は、アジア各国のイベントで積極的に登壇し、その存在感を示しています。彼は、2019年に東京都の“Access to Tokyo”プログラムに参加し、小池百合子都知事との会談を実施するなど、日本市場にも強い関心を示しています。このような動きは、地域のフィンテックの進化を強く支持するものです。

一方、藤二商会は1956年に設立された企業で、京都市西京区に本社を構えています。お茶や食品を扱う同社は、HACCPやISOへの対応を図った工場を有し、資材の調達から管理、加工を一貫して行っています。また、最近ではオーガニックやハラル市場への対応も進め、シンガポール、ドイツ、フランスなどの国際的な展示会にも参加。同社の国際展開は際立っており、フィンテックと共鳴する方向性を持っています。

藤二商会では、サプライチェーンの複雑化に対処するため、労働者の負担軽減に取り組んでいます。具体的には、大阪市に本社を置くCTIAと提携し、ブロックチェーン技術を活用した“Traceability as a Service”というソリューションを導入。これにより、生産品の調達から加工、流通までをデジタル化し、生産計画や管理の効率化を目指しています。

CTIAが開発を進めるこのソリューションは、従来の業務プロセスを飛躍的に改善することを狙いとしています。国際貿易における信頼性の向上が期待されており、特にR3社が開発したトレードファイナンスとの連動が実現すれば、さらに大きな効果を生むことでしょう。秋にはこのサービスの正式開始が見込まれ、期待が高まっています。

R3のサービスの提供は、SBI社との共同出資により設立されたSBI R3 Japanが手掛けています。これにより、日本国内でのブロックチェーン技術の普及が進み、フィンテックの未来に向けた大きな一歩が踏み出されると言えます。

このように、SFAのChia Hock Lai代表と藤二商会の活動は、フィンテックと伝統的なビジネスモデルが融合する新たな可能性を示しています。今後の日本におけるデジタルトランスフォーメーションの方向性がどのように進化していくのか、注目が集まります。

会社情報

会社名
Singapore Fintech Association
住所
80 Robinson Road #08-01, Singapore
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。