ジェクスの性実態調査
2014-07-15 14:23:05
ジェクスが5000人超の性実態調査結果を公開!日本人女性の性に関する本音とは?
ジェクスによる大規模性実態調査:日本のセックス事情を探る
ジェクス株式会社は、コンドームブランド「グラマラスバタフライ」を展開する企業として知られていますが、性に関する啓発活動にも力を入れています。2013年12月、同社は5000人を超える男女を対象とした大規模な性実態調査「ジャパン・セックス・サーベイ」を実施し、その結果を公開しました。本記事では、この調査結果から明らかになった日本の性に関する実態を詳細に見ていきます。
調査概要
この調査は、全国の20歳から69歳までの男女5029人を対象としたインターネットリサーチです。株式会社クロス・マーケティングが調査を実施し、一般社団法人日本家族計画協会が共同で取り組みました。調査項目は多岐に渡り、「セックスの回数、人数、時間」、「マスターベーション」、「性交時のトラブル」、「セックスレス」といった、普段はなかなか話題に上りにくい内容も含まれています。
調査結果から見える日本の性の実態
初体験年齢
調査によると、初体験年齢は都道府県によって差があることがわかりました。青森県が最も若く、山形県が最も高齢という結果が出ました。この地域差の原因については、今後の更なる研究が必要でしょう。
性交時間
「射精までの挿入時間」については、男性と女性でほぼ同程度の回答が得られました。3分以内が約8%、4分から10分以内が約50%という結果です。
性交時の痛み
性交時の痛みについても、多くの女性が経験していることが分かりました。「いつも痛い」と答えた人は4.3%、「だいたい痛い」と答えた人は10.9%、「たまに痛いことがある」と答えた人は57.4%にのぼり、合計72.6%が痛みを感じた経験があると回答しました。この結果は、性交における女性の痛みへの配慮が重要であることを示唆しています。
オーガズム
性交でオーガズムを感じたことがある女性の割合は81.1%でした。この数値は、女性の性的満足度を考える上で重要な指標となります。
マスターベーション
マスターベーションの頻度は、男女ともに「週に1日」が最も多いという結果でした。これは、性的な欲求を満たす手段として、マスターベーションが広く利用されていることを示唆しています。
セックスレス
セックスレスの原因については、男女で異なる傾向が見られました。男性は年齢層によって原因が異なり、「面倒くさい」という意見は50代、60代で多く、「仕事で疲れている」という意見は30代から50代で多く見られました。「勃起障害(ED)に対する不安」は60代で顕著でした。一方、女性は、「面倒くさい」という意見が40代から60代で多く、「セックスより興味など楽しいことがある」という意見は50代、60代で多く見られました。「出産後何となく」という意見は20代、30代で高めに出ました。これらの結果から、セックスレスには様々な要因が複雑に絡み合っていることがわかります。
ジェクスの取り組み
ジェクスは、今回の調査結果を性教育に携わる方々や、性に関する悩みを持つ方々に役立ててもらうことを目的としています。また、性に関する正しい情報を発信し、男女が性と正しく向き合える社会づくりに貢献していくとしています。
まとめ
ジェクスの「ジャパン・セックス・サーベイ」は、日本の性に関する実態を浮き彫りにした貴重な調査です。この調査結果が、性教育の改善や、性に関する悩みを持つ人々の支援に役立つことを期待します。
会社情報
- 会社名
-
ジェクス株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市中央区谷町2丁目3番12号マルイト谷町ビル11階
- 電話番号
-
06-6942-0551