北陸コンピュータ・サービス、育児支援で女性活躍企業の認定を獲得

北陸コンピュータ・サービス、育児支援の模範として評価

北陸コンピュータ・サービス株式会社（富山市婦中町）が、厚生労働大臣から「次世代育成認定マーク」（愛称：くるみん）を5回連続で取得しました。この認定は、企業が子育て支援を推進している証を示す重要なものです。また、同社は「とやま女性活躍企業」の認定も受け、女性の活躍促進に向けた取り組みが評価されています。

次世代育成認定マークの意義

「次世代育成認定マーク」、通称「くるみん」は、企業が厚生労働大臣から認定を受ける制度です。これには、企業が設定した一般事業主行動計画を実施し、目標を達成することが求められます。北陸コンピュータ・サービスは、これを継続的に達成しており、その努力が認められた形です。

とやま女性活躍企業に選ばれる意義

「とやま女性活躍企業」という制度は、富山県が女性の職場での活躍を支援するために設けた認定制度です。特に、全国の産業別平均を上回る女性の管理職比率を求めるなど、厳しい基準があります。これをクリアした北陸コンピュータ・サービスは、女性がより積極的に働ける環境を整えています。

具体的な取り組み

北陸コンピュータ・サービスは、子育てと仕事の両立を楽しめるよう、以下の取り組みを行っています。

- 育児短時間勤務の拡充: 2025年4月から、小学校第6学年修了までの子を養育する従業員を対象に、育児短時間勤務や子の看護休暇の対象者を拡大します。
- 社内研修の充実: 育児休業制度について社内に研修を実施し、制度の理解を深めさせています。
- 労働時間の見直し: 社員の意識向上を目的に、時間外労働削減に関する啓発活動を行っています。
- 有給休暇の取得促進: 年次有給休暇の取得計画を作成し、毎月の取得状況を報告することで、取得率を向上させています。2022年度は77.6%、2023年度は81.6%、2024年度は78.9%の取得率を実現しました。
- 子育て応援カレッジの設立: 外部講師を招いた研修プログラム「子育て応援カレッジ」を通じて、子育て世代の不安解消に努めています。

これらの取り組みが、評価され現在の認定に結びついています。さらに、2022年には「いしかわ男女共同参画推進宣言企業女性活躍加速化クラス」にも認定されています。

今後の展望

北陸コンピュータ・サービスは、働きやすい職場環境の提供を目指し続けます。子育てや多様な労働条件に対する支援を拡充し、より多くの従業員が充実した職業人生を送れるよう務めていく所存です。これからも彼らのCSR活動に注目が集まります。

詳細な活動内容は、同社のコーポレートサイトを通じて公開されています。特に、HCSパパ社員座談会の様子も興味深い内容が掲載されています。ぜひ、下記のリンクもご覧ください。

北陸コンピュータ・サービス　CSR活動