未来のエンジニア育成
2020-11-13 09:51:58

静岡大学と建設システムが手を組み「未来のエンジニア」育成を目指す

静岡大学と建設システムが未来のエンジニア育成に挑む



現在、日本全国の学校が進めるGIGAスクール構想には、多くの課題が存在します。その中でも特に大きな問題とされているのが、ICTに関する知識の不足です。これが教員の教育能力や生徒の情報活用能力に影響を及ぼし、保護者の不安要素にもなっています。
このような背景を受けて、株式会社建設システムと静岡大学は新たに共同研究を開始しました。このプロジェクトは、「SE検定エンサップ」と名づけられ、未来のエンジニアを育成し、GIGAスクール構想をサポートすることを目的としています。

SE検定エンサップとは



「SE検定エンサップ」の名は、EngineerとSupport・Supplementの略語から成っています。また、ここでの「SE」はシステムエンジニアではなく、スクールエンジニアを指します。この取り組みは、学校専属のエンジニアを育成し、教育現場の支援と教員の業務負担を軽減することを目的としています。
したがって、プロジェクトは、エンジニアリングの視点から教育を補完し、学校内での問題解決能力を高めることが期待されています。

プロジェクトの効果



このプロジェクトの根底にある哲学は、生徒自身が問題解決能力を身につけることです。これによって、先生方の負担が軽減され、保護者も安心して子どもに端末を持たせることができるようになります。また、ICTリテラシーを向上させることで、子供たちの将来に貴重なスキルを提供できることにもつながります。

具体的な進行状況



2020年11月6日(金)に共同研究が始まり、現在は静岡県内の小学校においてテスト運用が行われる予定です。2021年4月には、さらに広範囲な実運用に入る見込みで、これにより多くの生徒に都合の良いエンジニア育成が行われることが期待されています。

企業概要と連絡先



株式会社建設システムは静岡県富士市に本社を置き、施工管理ソフトウェアの開発と販売を行っています。代表取締役社長の重森渉が率いるこの企業は、地域の教育現場への貢献に力を入れています。
詳しい情報はこちらのウェブサイトからご覧ください。

特にご質問やお問い合わせがある場合は、経営企画部の日向(ひゅうが)までご連絡ください。
TEL: 0570-200-787
E-mail: [email protected]

この共同研究を通じて、教育分野におけるICTの導入が進むことが期待されており、未来のエンジニアたちの育成に向けた第一歩となるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社建設システム
住所
静岡県富士市石坂312-1
電話番号
0570-200-787

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