浜松市で展開するデータ・フュージョン・キャンプ 2024
浜松市では、データを通じて地域課題を解決するための「データ・フュージョン・キャンプ 2024」を開催します。この取り組みは、浜松市が進める Hamamatsu ORI-Project の一環であり、市民、企業、行政が一体となり、データ連携基盤を活用したサービス開発を実践するプログラムです。
データ連携基盤とは?
データ連携基盤は、地域に存在する多岐にわたるデータを集約し、それらのデータの流通・連携を円滑にするための基盤です。データの翻訳や認証送達を行い、地域差を超えた情報の交流を促進します。これにより、地域の強みを活かし、課題解決に向けた効果的な施策が実現可能になるのです。
ハッカソンとアイデアソン
プログラムの中心となる活動は、ハッカソンとアイデアソンです。ハッカソンは、エンジニアたちが短期間で集中的にソフトウェアやアプリの開発を行うイベントであり、一方、アイデアソンは参加者がディスカッションを通じて新しいアイデアを創出することを目的としています。これらのイベントを通じて、多様な視点からの意見や新たなサービスのプロトタイプを導き出すことが期待されています。
プログラムの流れ
このプログラムは、2024年10月から始まります。まず、10月1日にはオンラインでの研修プログラムが公開され、同月7日にはデータ連携基盤操作のハンズオン研修が行われる予定です。参加者は、10月11日までに申込みを行い、10月19日にはオンラインでアイデアソンに参加し、11月2日には浜松市内の Co-startup Space & Community FUSE でハッカソンを実施します。このハッカソンで生まれたプロトタイプに対しては、2025年3月まで継続的なフォローアップが行われます。これにより、参加者は自らのアイデアを実現へと導くサポートを受けられます。
申し込み方法
現在、プログラム参加者を募集中です。興味のある方は、2024年10月11日正午までに、プログラム紹介・募集サイト(Peatix)から申し込むことができます。
最後に
浜松市のこの取り組みは、地域の持つ課題を解決しつつ、市民や企業が力を合わせて新たな価値を創出するための重要なステップです。データを活用し、未来の浜松市を共に描いていく機会にぜひ参加してみてください。