日本の文化を世界に発信
日本の書籍・雑誌の輸出事業を手掛ける
日販アイ・ピー・エス株式会社が、2025年の
第31回北京国際図書博覧会(BIBF 2025)に初めて出展しました。この国際図書博覧会は、アジア最大の書籍見本市として知られ、世界中から出版社や書店が集まる大規模なイベントです。
日販アイ・ピー・エスの輸出事業
日販アイ・ピー・エスは、30年以上の業界経験を持ち、日本の書籍を利用者のニーズに応じて約80か国へ流通・販売しています。特に、中国と台湾には現地法人を構えており、リアルタイムで市場の動向を把握。これにより、ただの輸出にとどまらず、現地ニーズに基づいた流通提案が実現しています。
出展するにあたり、同社は輸出業務を進めたい企業や、言語や物流に不安を感じる企業のための支援体制も整えています。市場調査や通関手続き、代金回収など、一連の煩雑な手続きをサポートすることで、企業は海外展開に専念できるのです。
BIBF 2025の様子
BIBF2025には、世界110カ国・地域から1,700以上の企業が集まり、約30万人が来場。日販アイ・ピー・エスは、「日本の書籍、雑誌の輸出販売」と「版権ビジネス」を二つの軸として出展し、現地パートナーとの商談を進めました。
ブースでは最新刊やアニメ関連書籍、専門書をはじめ、特集展示としてキャラクター絵本や、日本の文化を体験できる展示が好評を博しました。特に「心のケア」や「自己成長」関連の書籍は、現地バイヤーにも高い関心を集めました。
出品内容と今後の展望
出展製品には、デザイン書や医療・建築に特化した専門書が揃い、視覚的にも楽しめる内容。訪問客は、文化的共感を与える内容に引き込まれ、積極的に商談の場を設けることができました。大手書店チェーンとの面談も行われ、さらなる発展が期待されています。
日販アイ・ピー・エスは、出版コンテンツを世界に届ける“橋渡し役”として、今後も輸出販売と版権仲介の両面から中国市場とのさらなる関係構築に努める予定です。国際的な交流を通じて、グローバルな知的コンテンツの流通を広げていくことを目指しています。
BIBF2025概要
1.
会期: 2025年6月18日(水)~22日(日)
2.
会場: 中国・北京 国家会議中心
3.
主催: China National Publications Import & Export (Group) Corporation
4.
参加国数: 110カ国・地域
5.
出展社数: 1,700社以上
6.
来場者数: 約30万人
会社概要
日販アイ・ピー・エス株式会社は、日販グループの一員として、海外事業を中心に展開しています。「人と文化のつながりを大切にし、すべての人に心の豊かさを届ける」ことを企業理念に、様々な事業を展開。2023年には出版レーベルを立ち上げるなど、常に新しい挑戦に取り組んでいます。URLを通じて、最新情報も確認できるので、ぜひ訪れてみてください。