旭化成のマイクローザ評価
2025-07-16 11:38:47

旭化成のマイクローザがEcoVadisよりゴールド評価を取得しサステナビリティの取り組みを強化

旭化成のマイクローザが受けた栄誉



旭化成株式会社が提供する中空糸膜「マイクローザ」が、フランスのEcoVadis社によるサステナビリティ調査において「ゴールド」評価を獲得しました。この評価は全評価対象企業の上位5%に相当し、同社の持続可能性への強い取り組みを示すものとされています。ここでは「マイクローザ」の特徴と、今回の評価が持つ意味について詳しくご紹介します。

マイクローザの概要



「マイクローザ」は、膜技術を基盤にしたろ過・分離のソリューションを提供しています。主に「水処理プロセス」と「工業プロセス」の2つの領域で活用されており、浄水処理や工業排水の再利用、さらには医薬品製造や食品産業においても重要な役割を果たしています。この幅広い応用によって、マイクローザはクリーンな水資源の確保や生産効率の向上に寄与しています。

EcoVadis社のサステナビリティ評価とは



EcoVadis社は、企業のサステナビリティ活動を評価する国際的なプラットフォームです。その評価基準は「環境」「労働と人権」「倫理」「持続可能な資材調達」の4つに分かれており、毎年世界中の企業がその取り組みをスコアリングされています。今回、マイクローザの製造拠点である富士工場において、特に環境面で高評価を受けたことが、このゴールド評価につながった要因です。

このような評価は、持続可能性に対する企業の取り組みの透明性を高め、取引先や顧客からの信頼を得るための指標としても利用されています。特に、150,000社以上の企業が評価対象となる中、マイクローザのゴールド評価はその信頼性を裏付けるものと言えるでしょう。

小林聡事業部長のコメント



膜・水処理事業部の小林聡部長は「今回の評価を弾みに、膜・セパレーション技術を通じて社会を支えるという我々の使命を果たすために、さらなる技術革新とグローバルな連携を強化していく」と述べています。これは、安全で清潔な水資源の保全や、産業界における分離・濃縮プロセスの生産性向上に向けた取り組みを一層強化するという意気込みの表れです。

旭化成のサステナビリティ推進



旭化成グループは、このような評価を受けてグループ全体でサステナビリティ推進活動を強化しています。企業としての責任を果たし、持続可能な社会の実現へ向けた具体的なアクションを継続することが求められています。今後もマイクローザをはじめとする技術を通じて、限りある資源の有効活用と人々の生活の質向上に寄与し続けることが期待されています。

まとめ



マイクローザの「ゴールド」評価は、旭化成が持続可能な社会に向けた努力を怠らない意思の表れです。限られた水資源の有効活用や質の向上に貢献し、未来の世代に安心できる環境を創出するため、今後もその取り組みを進めていくことでしょう。詳しくは、マイクローザの公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
旭化成株式会社
住所
東京都千代田区有楽町1-1-2日比谷三井タワー
電話番号
03-6699-3000

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