AIと人間の尊厳を問う特別上映会
2026年8月17日(月)に、東京・六本木にある公益財団法人 国際文化会館にて、株式会社Creator’s NEXTによる特別なイベントが開催されます。この日は、現代美術家である窪田望さんの映像作品《AIが消し去る声》の特別上映会とレクチャーパフォーマンスが行われます。本作は、国際的なメディアアートのコンペティション「Prix Ars Electronica 2026」のDigital Humanity部門で栄誉賞を受賞した作品です。
イベントの主旨と内容
この上映会では、作品を通じてAIがどのように私たちの声や存在を消し去るのか、また、その背後に潜む「分類の暴力性」について考察します。参加者は、映像を観た後、窪田さん自身や他の専門家と共にディスカッションを楽しむことができます。同イベントには、博報堂DYホールディングスのChief AI Officerである森正弥氏、evergreenpの代表である銭谷美幸氏などが登壇し、AIや人権、サステナビリティについての視点を共有します。
優れた作品が垣間見るAIの本質
この作品の制作のきっかけは、窪田さんがある日、AIに生成された「5本指ではない手」を目にしたことでした。この体験は、AIにおける「正しさ」の基準がどのように形成され、それによってマイノリティがいかに排除されるのかを考える契機となりました。窪田さんは、生まれつきの身体的特徴を持つ裂手症の当事者やそのご家族、医療従事者との対話を通じて、AI社会における「見えない当事者」の存在について掘り下げています。彼の作品は、視覚的な側面に留まらず、深い哲学的な問題提起を行います。
開催概要
- - イベント名: 《AIが消し去る声》 特別上映会/レクチャーパフォーマンス
- - 日時: 2026年8月17日(月)18:00〜19:30(開場17:30)
- - 会場: 公益財団法人 国際文化会館(東京都港区六本木5-11-16)
- - 参加費: 無料
- - 主催: 株式会社Creator’s NEXT
- - 後援: 国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン
当日は、作品上映の後に参加者を交えた意見交換が行われ、具体的なテーマに沿ったディスカッションが進められます。さまざまな視点から「AIに何を教えるべきか」「AIの消去についての考察」など、重要な問題提起がなされます。
登壇者の紹介
- - 森正弥: 博報堂DYホールディングスの執行役員であり、AIに関連する政策やガバナンスにおいても積極的に活動しています。
- - 銭谷美幸: サステナビリティの専門家であり、複数の企業で投資戦略の策定に関与しています。
- - 窪田望: 現代美術家であり、数々のAI関連の作品を手掛けています。
このイベントは、AIと人間の未来における関係性を問い直す絶好の機会です。ぜひ、多くの方々に参加していただき、AI時代における私たちの尊厳について考えましょう。参加は無料ですが、事前申込が必要ですので、興味のある方はお早めに申し込みをお願いいたします。