島サミットの贈り物
2024-08-07 13:39:14

太平洋・島サミットで贈られる福島の温もりフラワーキャンドル

2024年太平洋・島サミットで福島の光る贈り物



2024年7月18日に予定されている第10回太平洋・島サミット(PALM10)。この重要な国際会議の佳き贈り物として、福島県飯舘村にある「工房マートル」のフラワーキャンドルが選ばれたことは、多くの人々に希望と復興の象徴として響いています。このサミットでは、日本をはじめ、太平洋諸国や地域から19か国の代表者たちが一堂に会し、重要な議題について意見を交わす予定です。

フラワーキャンドルに込めた思い



フラワーキャンドルは、震災からの復興の象徴とされており、福島で丹念に育てられた植物を使用して手作りされています。このキャンドルは、ただの贈り物ではなく、平和や安全への温かい祈りを込めたものとして、各国・地域の代表配偶者に届けられることになります。特に、福島県は2018年のPALM8が開催された土地であり、その地に息づく花々を使用した作品が選ばれたことは、強い意義を持っています。

工房マートルの活動



「工房マートル」は、地域おこし協力隊として飯舘村に移住した大槻美友さんが2021年に開いたキャンドル工房です。美友さんは、地元の花き農家から直接仕入れた花材を用いて、心温まるキャンドルたちを制作しています。彼女の取組みは、地域の活性化を目指すと同時に、事故後の福島に新たな希望をもたらすものです。

工房マートルのキャンドル一つひとつには、手間と愛情が込められており、その背後には地域の人々の暮らしと文化が息づいています。美友さんの活動は、地元の花き農家との連携を強化し、地域全体の復興にも寄与しています。

官民合同チームの貢献



今回のサミットにおける贈り物の選定には、外務省が重要な役割を果たしました。外務省からの依頼により、福島の品を選ぶ方向で官民合同チームが協力し、工房マートルのフラワーキャンドルが最終的に選出されたのです。このプロセスは、地域振興と国際交流を結ぶ貴重な場となりました。

結び



2024年の太平洋・島サミットにおいて、福島県飯舘村のフラワーキャンドルが選ばれたことは、地域の復興への希望の象徴です。このキャンドルが各国・地域の代表者たちに温かい祈りを届けると同時に、福島の美しさと力強さを世界に向けて発信する機会となることを願っています。

この機会に、工房マートルの公式ウェブサイトやインスタグラムを訪れて、その作品の魅力を直接感じてみてはいかがでしょうか。



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会社情報

会社名
公益社団法人 福島相双復興推進機構
住所
福島県福島市栄町6-6福島セントランドビル4階
電話番号
024-502-1115

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