ネオキャリアが高校バスケットボール部を初支援、未来をつなぐ「Bスポンサーズ」企画始動

ネオキャリアが高校バスケットボール部へのスポンサー支援を開始

株式会社ネオキャリアが新たにスタートしたスポンサーマッチングサービス「Bスポンサーズ」を通じて、東京都杉並区の國學院大學久我山高等学校バスケットボール部とスポンサー契約を締結しました。これにより、同社は高校部活動への支援を初めて実施することとなり、2025年7月にはバスケットボールを寄付、8月には部員たちが同社のオフィスを訪れ、交流の機会を持つことが計画されています。

サポートの背景

近年、部活動の運営には多くの課題が伴っています。資金不足や運営ノウハウの不足が影響し、質の高い教育機会を維持するのが難しい状況が続いています。ネオキャリアは、これらの問題を解決するため、プロスポーツチームへの支援の経験を活かし、企業と高校を結ぶ「Bスポンサーズ」を立ち上げました。

このプロジェクトは、部活動を通じた「非認知能力」の育成を目指しており、主体的かつ継続的な学びの機会を提供することを重視しています。また、スポンサー契約の前提には、社会に対して部活動の価値を訴求できるロールモデルとしての存在も考慮されており、強豪校である國學院久我山高校のバスケットボール部が選ばれた理由です。

支援内容と目的

具体的には、部活動の運営費や遠征費用の支援に加え、運営支援ツール「SportsBank」の提供、さらにキャリア教育の一環としてセミナーやワークショップも実施される予定です。こうした多面的なサポートを通じて、生徒たちが将来の選択肢を広げる手助けを狙っています。

同校バスケットボール部の顧問、酒井良幸氏は、部員たちが技術だけでなく、体作りやメンタル面などへも気を配っていることを述べ、今回の支援が生徒の負担軽減のみならず、企業との貴重な接点をもたらすことに期待を寄せています。これまでOB会からの支援に依存していた同部にとって、新たな資金源の提供は大きな力となるでしょう。

ネオキャリアのパートナーシップとしての意義

「Bスポンサーズ」は単なるスポンサーシップにとどまらず、新たな教育の形を作る試みでもあります。企業と高校が連携することで、スポンサーには将来の人材と出会う機会が、学生には実社会との接点がもたらされるのです。

今後もネオキャリアは「Bスポンサーズ」を通じた支援を拡大し、全国の様々な高校への支援が実現することを目指しています。また、選手たちがネオキャリアのロゴを掲示したユニフォームを着用して試合に出場することも計画されており、同プログラムの認知度向上にも寄与するでしょう。

この新しい支援の形が、多くの高校生にとっての新たな可能性を開く一助となることを願っています。