稲盛和夫氏の『考え方』が第26回TOPPOINT大賞に輝く！

第26回TOPPOINT大賞が発表

2017年上半期の「TOPPOINT大賞」が発表され、稲盛和夫氏の著書『考え方』が見事に栄冠を勝ち取りました。この賞は、新刊ビジネス書情報誌『TOPPOINT』が、ビジネスリーダーによる読者アンケートをもとに選ばれるもので、稲盛氏の洞察に満ちた思考が多くの読者に影響を与えていることを示しています。

『考え方』の魅力

本書では「人生は思考によって形作られる」というメッセージが強調されており、稲盛氏が強い意志を持って人生を貫いてきた道のりが語られています。困難を乗り越えるためには善い考え方を持つことが重要であり、志を持ち、努力を重ねることが成功への鍵であると述べています。読者からは、稲盛氏の思想哲学に感銘を受け、改めて自らの生き方を見直したいとの声が多く寄せられています。

読者の感想

この受賞を受け、多くの読者が自身の体験をもとにフィードバックを寄せています。60代の男性読者は、稲盛氏のような思想を持つ経営者が少なくなっていることに感慨深く思いを寄せています。また、50代の男性読者は10年前に読んだ『生き方』の影響を受け、その内容が時代に合わせて進化していることに気づき、息子に贈ったと語ります。20代の男性読者からも、社会人としての重要な視点を得たとのコメントがあり、幅広い世代において価値がある本であることがうかがえます。

2位・3位に選ばれた書籍

第2位には、カルロス・ゴーン氏を監修した『カルロス・ゴーンの経営論』が選ばれました。ゴーン氏の成功に基づくリーダーシップの在り方を解説しており、経営者たちが見習うべき点について言及されています。60代の男性読者の中には、ゴーン氏の経営手腕を新たに理解する機会となったと感じた人もいます。

さらに、第3位には『マッキンゼーが予測する未来』が選ばれ、今後のビジネストレンドや企業戦略の考察がなされています。特に70代の男性読者は、変化する時代に対応するための具体的な解説が役立ったと評価しています。

「TOPPOINT大賞」の意義

この「TOPPOINT大賞」は、2004年から続く賞で、半年ごとにビジネス書を選定し、影響力のある情報を発信し続けています。読者アンケートには、1万人以上のビジネスリーダーが参加しており、その結果が公正に集計されます。受賞作品はビジネス書としての価値を証明するだけでなく、今後の成長や発展の指針ともなりえます。