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新・クラフトビールの魅力、誕生

東京都世田谷区の株式会社ふたこ麦麦公社が、季節限定の新製品「Blueberry Double Milk IPA」を発表しました。このビールは、地元で育てられた果実や野菜を使用する「せたがやそだちシリーズ」の一環で、今年は特にブルーベリーの使用が注目されています。

世田谷の恵みを活かしたビール

「Blueberry Double Milk IPA」には、世田谷区喜多見にある摘み取り農園で収穫された完熟ブルーベリーが使用されています。このブルーベリーは、摘み取り期間が過ぎた後に残ったものを回収し、“もったいない”を活かす形で商品化されました。これは、地元農家との連携により実現した取り組みです。

さらに、ホエイは近隣の小さなチーズ工房「CHEESE STAND LAB.」から提供されています。このホエイはチーズ製造過程で生じる乳清で、良質なタンパク質が含まれているため、“飲む点滴”とも称されています。このように、地産地消の精神を大事にし、地域での循環を生み出すビールづくりが行われています。

味わいの特徴

「Blueberry Double Milk IPA」は、完熟ブルーベリーのジューシーさと、ホエイと乳糖によるクリーミーさが絶妙にバランスされています。高品質のホップをたっぷり使用し、フルーティーかつ香り豊かな香りが広がります。すっきりとしたドリンク感とともに、このビールは甘みと苦味のハーモニーを楽しむことができます。

パッケージデザインのこだわり

今回の製品のパッケージには、世田谷の鳥「オナガ」が描かれています。このシリーズの特徴として、果物によって背景色やオナガの姿が変わることがあります。また、今回のビールの特性を暗示する形で、牛のイラストもあしらわれています。デザインは黒岩美桜さんが手がけています。

取扱い情報

「Blueberry Double Milk IPA」の樽製品は、ふたこビールの直営店で11月30日（土）から先行販売され、缶製品は12月4日（水）から複数の東急ストアや直営オンラインショップで購入できるようになります。価格は350mlで800円（税別）です。

ふたこビールの背景

ふたこビールは2015年に設立され、来年には10周年を迎えます。地域に根差したビール造りを行い、現在は定番品5種類と季節商品を展開中です。今後も地域との結びつきを大切にしながら、新たなビールを提供し続けていく予定です。

まとめ

新しい「Blueberry Double Milk IPA」は、世田谷の自然の恵みを感じながら、地域を豊かにすることを目指したクラフトビールです。地元の素材や技術を大切にしたこのビールを、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

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