中学生職場体験MIRAIZが創出した地域貢献イベントの全貌
2024年の10月23日から11月4日の間、東京都練馬区のピーコックストア高野台店で『秋の運動会~ペットボトルキャップで投票大作戦~』が行われました。このイベントは、中学生職場体験MIRAIZの一環として、石神井東中学校の生徒6名が主体となり、地域への貢献とSDGsな意識の向上を目指して実施されました。
会社の協力を得ながら、小売の販促支援を行う株式会社平賀が支援し、このプロジェクトを通じて子どもたちのアイデアやイラストが地域と結びつく素晴らしい機会が与えられました。
イベント内容と投票のアイデア
メイン企画として設けられた「投票リレー」では、来店者が中学生の考える理想のお弁当やオリジナル国旗に対して、ペットボトルのキャップで投票しました。この際にキャップの回収も呼びかけ、地域の方々が参加できる仕組みを作り上げました。
投票は玉入れをイメージしたボードを使用し、多くの方々に楽しんでいただきながら参加してもらいました。理想のお弁当の投票ボードは運動場のトラックを模し、独自性が際立つ工夫がなされています。
結果、約6,400個のペットボトルキャップが集められ、これはなんと約50.4kgのCO2を削減する成果につながりました。これらのキャップは日本の認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」を通じて、途上国の子どもたちにポリオワクチンとして寄付されます。
イベントの盛況と参加の輪
イベント初日の10月23日には、ピーコックストア高野台店のリニューアルオープンと重なり、朝から長蛇の列ができました。開店前からの熱気に包まれ、多くの来場者で賑わう中での開催は、まさに成功を収めた瞬間でした。地域の皆さまの温かいサポートによって、この素晴らしいイベントを実現できたことに感謝の意を表します。
生徒たちの創意工夫と成果
生徒たちが考えた理想のお弁当は、そのユニークなネーミングやコンセプトによって注目を集めました。また、彼らが描いたオリジナル国旗は運動会のムードを一層引き立て、投票に参加する方々を楽しませました。さらに、キャップで投票した参加者には生徒たちの手によるシールがプレゼントされ、参加する楽しさが増す仕組みもありました。
MIRAIZプロジェクトの役割
MIRAIZプロジェクトは、中学生が自分の未来を描くための支援を目的としており、自身のアイデアを地域とつなげる大事な取り組みです。超スマート社会の中にあっても、新しい価値を創造できるのは、やはり人間の発想力やデザイン思考が重要とされています。今後も若い世代のSDGs活動を支援し、持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。
株式会社平賀について
株式会社平賀は1956年に設立され、小売業界でマーケティング支援を専門に行っています。新聞折込チラシや店頭POPなどの物理的な販促から、デジタルマーケティングまでを幅広くサポートし、顧客のパートナーとしての役割を担っています。お店が地域と連携し、持続可能な未来に向けた支援を続けていくことが、私たちの目指す姿です。