東急ホテルズ、tripla導入で顧客サービスが進化
宿泊業界における最新の動向として、東急ホテルズがITソリューション企業triplaと提携し、全国44のホテルに自社開発の予約エンジンや顧客管理システムを導入しました。この施策により、顧客サービスが飛躍的に向上し、更には効果的なマーケティング施策の実施も可能になるという期待が寄せられています。
導入の背景
東急ホテルズは日本国内外に数多くのブランドを展開していますが、これまで宿泊やレストラン、宴会などのサービスが個別に管理されており、顧客情報の一元的な把握が大きな課題でした。そのため、特定の施設をよく利用する顧客の好き嫌いに関する情報が他の施設では共有されず、顧客へのサービス品質にバラつきが生じてしまうことがありました。
また、従来使用していたシステムは各ベンダーによってカスタマイズが施されていたため、新しい機能を追加したり改善したりする際には、その特定のベンダーに依存せざるを得ない状況が続いていました。このような背景を踏まえ、triplaの導入が決定されたのです。
導入の目的と効果
triplaのシステム導入により、顧客データの一元管理が実現しました。このシステムは宿泊履歴や嗜好などの詳細な情報を可視化することができ、どの施設においても一貫した高品質なサービスを提供することを可能にします。
さらに、公式予約の最適化を図るtripla Bookや、データ分析の高度化を支えるtripla Analyticsといったツールが連携して稼働することで、収益の最大化と業務の効率化が同時に進むことが期待されています。
今後の展望と期待
triplaは、そのサービスを継続的にアップデートしていくことから、個別のカスタマイズを必要としません。これにより、常に最新の技術を活用し、東急ホテルズの顧客満足度向上に寄与することができるのです。
コメント
東急ホテルズ&リゾーツのデジタルソリューショングループの統括部長、安住修氏は「トリプラ社の協力により、私たちが目指すカスタマーリレーションの基盤を構築することができました。顧客情報の統合により、マーケティングやサービスの質が大幅に向上することを期待しています」とコメント。
また、tripla株式会社の代表取締役CEO、高橋和久氏は「日本を代表する東急ホテルズにサービスを導入できたことを嬉しく思っています。tripla Connectの進化により、様々な顧客データを集約し、より効果的なマーケティングを実現することができるでしょう」と語っています。
tripla株式会社の概要
triplaは2017年にAIチャットボット「tripla Bot」を導入し、以降は宿泊業界に特化したSaaS型のサービスを展開してきました。予約エンジンやCRM、マーケティングオートメーションサービスなど、宿泊施設の運営に役立つさまざまなソリューションを提供し、2022年に東京証券取引所グロース市場に上場しました。今後のさらなるサービス展開に注目です。