20周年記念特設サイト公開の背景
大阪のWEB制作会社、エムダブ株式会社が2025年に迎える20周年に向けて、特設サイトを立ち上げました。このサイトでは、会社の成功や発展だけでなく、これまでの苦難や失敗についても赤裸々に語っています。この試みは、ただ単に企業の歴史を振り返るだけでなく、組織としての成長や進化を実感できる貴重な機会でもあります。
組織の崩壊と復活の道程
エムダブは2005年に創業し、当初は順調に成長していました。しかし、2016年に発生した大規模な集団退職は、企業にとって一大事でした。急速に進化する技術や厳しい価格競争、そして人材不足の影響が大きく、従業員たちは社長に対しての信頼を失ってしまったのです。
代表の森岡昇馬は振り返ります。「当時の私は、利益ばかりを追求し、従業員を仲間ではなく駒のように扱っていました。崩壊後の危機感が、私にとっての大きな教訓となりました」と。この経験が、エムダブフィロソフィーという新たな経営理念への転換点となったのです。この理念は、“全従業員の物心両面の幸福を追求する”ことを根幹に掲げています。
人と価値をつなぐ企業の使命
エムダブが新たに見出した企業の本質は、「人と価値をつなぐ力」にあります。技術的な成功だけでなく、その背後にある人間関係や信頼の重要性に気付いたのです。美しいウェブサイトを作ること以上に、そのサイトを通じて人々の思いや情熱を届ける役割を果たすことが、真の使命であることを再認識しました。
「エムダブフィロソフィー」の実践
「エムダブフィロソフィー」は、社員全体での対話を重んじ、共通の判断基準を持つことを目指しています。これにより、社員一人ひとりが自律的に行動できる文化を育成し、組織全体の結束を促進します。このポリシーを実行することで、社員たちのやる気や能力が引き出され、企業としての再生が叶ったのです。
全員参加で作り上げた20周年記念サイト
エムダブの20周年記念サイトは、全社員の協力のもと、4か月かけて制作されました。サイトでは、これまでの道のりやエピソードを包み隠さず公開し、顧客との対談も掲載しています。これにより、他者の視点からの評価や期待も集めています。日本国内外での信頼関係を築くための重要な資料ともなるでしょう。
代表のメッセージ
代表の森岡からは、「私たちの真の価値は、人と価値をつなぐ力にある」というメッセージが発信されます。顧客の事業に情熱を持ち、必要とされる人々にその情熱を届ける架け橋としての役割を果たし続ける決意を、新たに確認しています。この哲学は、今後のための指針となるでしょう。
未来へ向けた挑戦
創業20周年を迎えたエムダブは、もはや単なる製作会社ではなく、顧客のビジネス成功に本気でコミットする「価値をつなぐパートナー」へと変貌を遂げました。これからも変化を恐れず挑戦し続けながら、WEBの力を通じて社会に貢献していく姿勢を示しています。この特設サイトが、エムダブの20年間の軌跡を知るきっかけとなれば幸いです。ぜひ一度、訪れてみてください。
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