AI教育の新たな進化
最近、国際外語・観光・エアライン専門学校が株式会社dottと提携し、AI教育プログラム「AISTUDIO」を導入した結果、学生のAI利用率が大幅に増加しました。これに伴い、AIを活用することで学生たちがどのような変化を遂げているのか、その詳細を探ります。
提携の背景
2025年5月には、日本初のAI関連法「AI新法」が成立し、各自治体でのAI活用が進んでいます。新潟県でも「生成AI利用基準」が策定され、公的業務でのAI導入が進行中です。一方、労働力不足問題を背景に、AIを活用できる人材の育成が急務となっています。このような流れの中で、国際外語・観光・エアライン専門学校は全科・全学年で「生成AI活用基礎」の授業を導入しました。
学生に見られる変化
導入からたった半年で、学生たちに観察される変化は明らかです。具体的には、AIを「週に数回以上」使う学生の割合は導入前の約41%から約82%に倍増しました。また、授業後に「AIの理解度が上がった」と回答した学生は、驚くべきことに約94%にも達しています。これは、AI技術がもたらす利便性と学びの質を実感している証拠といえるでしょう。
さらに、語学学習やチラシ作成などに自発的にAIを活用する学生の姿も増えています。彼らはAIについて「使いこなせると、頼もしいパートナー」「適切な指示が重要」「完璧ではない」「ファクトチェックが大切」といった実践的かつ批判的なリテラシーを身につけています。これは、単にAIを使用するだけでなく、AIとの付き合い方を理解し、活用方法を学んでいることを意味します。
今後の展望
国際外語・観光・エアライン専門学校では、学生が基礎知識とスキルを身につけた上でAIを使いこなし、さらに価値を生み出す力の育成を目指しています。これにより、学科横断的な連携や実務に近いプロジェクトに応用し、社会で活躍できる人材を育てる方針です。
学校の紹介
国際外語・観光・エアライン専門学校は1992年に、新潟県内で唯一の語学観光専門学校として設立されました。現在は地域創世プラットフォームSDGsにいがたの会員でもあり、地域活性化にも寄与しています。
住所:新潟市中央区古町通7番町NSGスクエア5F
校長の栗林直子氏は、教育の重要性を再認識し、学生たちに未来の可能性を示す教育を続けています。
詳しくは公式サイトをご覧ください:
国際外語・観光・エアライン専門学校
NSGグループの取り組み
NSGグループは、教育事業の他にも多様な分野での事業展開を行う企業グループで、地域を「世界一豊かで幸せなまち」にするために、様々な取り組みを行っています。これからも地域の活性化を目指し、支援を続けていく姿勢が期待されています。
詳しくはNSGグループの公式サイトをご覧ください:
NSGグループ