横須賀市のeスポーツ大会で大躍進
通信制高校サポート校「eスポーツ高等学院」のチームが、横須賀市で開催された『Yokosuka e-sports cup』で素晴らしい成績を収めました。チーム「RAFX dreams」は見事に準優勝、さらに「Five Ace」が3位に入賞するという快挙を成し遂げたのです。これは、地域でのeスポーツ振興と高校生のコミュニティ形成の一環として行われた大会であり、参加生徒たちの努力と競技への情熱が実を結びました。
大会の概要と競技内容
『Yokosuka e-sports cup』は今回で6回目の開催を迎え、横須賀集客促進・魅力発信実行委員会が主催し、経済産業省や神奈川県教育委員会、横須賀市教育委員会が後援する大規模なイベントです。全国から名だたる高校生たちが参加し、競技タイトルには人気のシューティングゲーム「VALORANT」が取り上げられました。このゲームは5対5のチーム戦で、協力と戦略的思考が要求されるため、選手たちには高いレベルの技術が求められます。
今回、登録されたチーム数は過去最多の127チームに達し、熱い戦いを繰り広げました。予選は2025年8月5日にオンラインで行われ、勝ち上がったチームが8月20日に横須賀のいちご よこすかポートマーケットでオフライン決勝大会に挑みました。
生徒の声と今後の展望
準優勝を果たした「RAFX dreams」のチームメンバーは「オフラインの大会に参加できたことが嬉しく、決勝では修正点も多くあったため、次回はその点を改善したい」と意気込みを語りました。応援への感謝も忘れず、さらなる成長を誓う言葉が印象的でした。
一方、3位入賞の「Five Ace」のチームは、自信があったにも関わらず緊張から思うような成績を残せなかったことに悔しさを滲ませました。「来年はリベンジを果たしたい」と次回へ向けた意気込みを見せ、すでに次の大会に目を向けています。このように生徒たちはただ勝利を目指すだけでなく、仲間との絆や応援してくれる人々への感謝の気持ちも大切にしています。
eスポーツ高等学院の理念と取り組み
「eスポーツ高等学院」では、FPS、TPS、MOBAなど、多彩なゲームタイトルを通じて、生徒たちにプロからの学びを提供しています。3年間の学びを通じて、競技に必要なゲームの技術のみならず、さまざまな経験を通じて生きる力や人間力も養います。この学校では、ただ勝つためのスキルを磨くだけでなく、広範な分野に対応できる人材育成に力を入れています。
学校概要
このような取り組みを通じて、今後もeスポーツ業界で活躍する人材を輩出し続けることが期待されています。今回の大会での活躍はその第一歩とも言えるでしょう。