2024年女性のキャリアに関する調査結果
NewMe総研が行った最新の調査では、働く女性たちが最も関心を寄せているトピックが明らかになりました。この調査は2024年11月27日から12月31日まで、20代から40代の約800名の女性を対象にインターネットで実施されました。
調査の概要
調査に参加した女性の年齢構成は、20代前半が4%、20代後半が29%、30代前半が32%、30代後半が23%、40代以降が11%と、幅広い年代が含まれています。また、業種はIT/通信が19%、金融が12%、メーカー/商社が14%など、様々な分野の女性が対象となっています。
キャリア関連トピックの関心度
調査の結果、最も高い関心を持たれていたのは「キャリア・ライフの両立」で、なんと83.8%の女性がこれを挙げました。また、次いで多かったのが「ロールモデル」で55.0%、さらに「転職」にも48.3%の女性が関心を持っています。
特に、若年層の20代前半の女性たちにとって「ロールモデル」は大きな関心事であり、40代前半でも関心が50%以上に達していることから、年齢に関わらず、多くの女性がロールモデルを求めていることが浮き彫りになりました。
ライフ関連トピックの関心度
ライフ関連のトピックでは、「社外のコミュニティ」が66.0%で最も高く、次に「資産形成」が63.6%、そして「ウェルネス」が63.1%という結果になりました。このことから、働く女性たちは社内だけでなく、社外での繋がりや情報を求める傾向が強いことがわかります。
調査結果から見える現代の女性の姿勢
「キャリア・ライフの両立」の重要性が示されている一方で、「社外のコミュニティ」が高く評価されているのも見逃せません。これは、現代の働く女性たちが多様な働き方を模索し、社外とのつながりを通じて自身の視野を広げようとする意識の表れです。また、社内に相談しやすい環境が整っていない中で、社外のコミュニティを探す声も多くあります。
NewMe株式会社の取り組み
NewMe株式会社は、女性がキャリアを前向きに楽しむための支援を行っており、今回の調査結果を活かした具体的な施策も計画しています。特に、企業が女性管理職を増やすだけでなく、ロールモデルとなる女性たちの活躍事例を示すことが、今後の女性採用や活躍支援の鍵になると考えています。
キャリアイベントやYouTubeチャンネルを通じて、同じ志を持つ女性たちが集まる場を提供し、支え合いと刺激を与えることで、女性たちが自らのキャリアを切り開いていけるような環境を整えていきます。
まとめ
働く女性たちのニーズや意見を反映したこの調査結果は、より良いキャリア環境の構築に向けた一歩となるでしょう。企業がを女性活躍を推進するためには、時代の変化に合った支援やコミュニティの構築が重要です。女性が自分らしいキャリアを実現できる社会を目指し、今後も積極的な取り組みを続けていきます。