デノンの新たな挑戦、プリメインアンプ「PMA-3000NE」
2024年9月、デノンが満を持して発売したフラッグシップモデルのプリメインアンプ「PMA-3000NE」が、日本の伝統的なオーディオ誌による「ステレオサウンドグランプリ」と「オーディオ銘機賞ミドルクラス大賞」の二つを受賞しました。この二つの権威ある賞は、日本のオーディオ業界において非常に名高いもので、デノンが誇る技術の結晶が評価されたことに大きな誇りを感じます。
革新技術が実現する音の深み
「PMA-3000NE」は、デノン独自のUHC-MOSシングルプッシュプル回路によって、優れた音質を実現しています。この技術は、音楽の自然な温かさと力強さを両立させており、聴く者に深い没入感を提供します。さらに、最新の電気及び機構設計技術も取り入れられ、音質だけでなく、視覚的にも楽しめるデザインが魅力です。
評価される理由
受賞理由として、審査員たちは「中域の豊かさ」「正確な音の定位」「ダイナミックレンジの広さ」を挙げています。特に高音質を追求するオーディオマニアからの支持が厚く、その高い技術力が光っています。また、デノンは創立110周年を迎えたブランドとして、長年にわたって培った経験と革新をもとに、今後も高品質な製品を提供し続ける意向を示しています。
PMA-3000NEの魅力
この新モデルは、プレミアムシルバーの洗練された色合いが特徴です。希望小売価格は528,000円(税込)であり、デノン製品に求められる高品質を体現しています。オーディオファンにはもちろん、これからオーディオ機器を揃えたいと考えている人にとっても、特徴的な選択肢の一つと言えるでしょう。
公式サイトにおいては、製品の詳細情報が掲載されています。
伝統と革新の融合
デノンは2020年10月1日に110周年を迎えた、長い歴史を持つオーディオブランドです。日本初のレコード、蓄音器の製造に由来し、世界初のデジタルPCMレコーダーを実用化したことで、革新的な技術力が浸透しています。2001年にブランド名を「デンオン」から「デノン」に改め、さらにグローバル展開を進めています。
デノンの歴史と技術力は、今もなお、オーディオ界で高く評価されています。フラッグシップモデル「PMA-3000NE」に対する期待はますます高まっており、これからの動向に注目が集まります。
まとめ
「PMA-3000NE」のダブル受賞は、デノンの技術力と伝統が新たな形で評価されたことを示しています。オーディオファンはもちろん、これから音質を極めたいと思っている方々にとっても、ぜひ注目したいモデルです。詳細情報は、現在発売中の「ステレオサウンド No.233」と「オーディオアクセサリー195号」で確認できます。