生成AIの教育活用を学ぶ冬季公開学習会が東京で開催

生成AIの教育活用を探求する冬季公開学習会

2026年2月2日、東京ビッグサイトにて文部科学省委託による「生成AIの利用に関する冬季公開学習会」が開催されます。このイベントは、教育現場における生成AIの適切な利用方法を探る場であり、特に生成AIパイロット校での取り組みを基にした学び合いの機会となります。参加者は、さまざまな現場から得た成果を通じて生成AIの有効活用を理解し、実践的な知識を持ち帰ることができます。

この公開学習会のプログラムは多岐にわたります。12:30からのオープニングセッションでは、文部科学省の初等中等教育局学校情報基盤教材課長、寺島史朗氏が登壇し、教育デジタル化の現状についての見解を共有します。続いて、13:00からは信州大学の佐藤和紀准教授がファシリテーターを務めるパネルディスカッションが行われ、教育現場における生成AIの導入やその効果について活発な議論が展開される予定です。

午後のセッションでは、14:00から16:10までポスターセッションが行われます。このセッションでは、生成AIを活用したパイロット校の実践について、学校の担当者と直接対話することができ、活用方法やその運用のポイントをその場で確認できます。これにより、参加者は具体的な事例に基づく直接の学びを得ることが可能です。

最後に、16:10からは東京学芸大学の高橋純教授による講評とクロージングが行われ、イベントの総括がされる予定です。

参加方法と注意事項

この学習会は無料で参加可能ですが、事前の申し込みが必要です。参加を希望される方は、公式サイトから「参加する」ボタンをクリックして申し込みができます。ただし、会場の席数には限りがあるため、定員に達し次第受付が締切られることがあります。是非お早めに申込まれることをお勧めします。

このイベントは、株式会社NTT ExCパートナーが文部科学省の委託を受けて実施する「生成AIの活用を通じた教育課題の解決・教育DXの加速」の一環として行われます。教育現場が直面する課題を解決するために、生成AIの利用推進を目的としています。参加者は、生成AIの知識を深め、教育現場における新たな活用法を発見する貴重な機会となるでしょう。