マウントメルビルが創るエシカルなオリジナルフーディーの魅力とは

マウントメルビル株式会社が、社会課題への貢献とファッションを融合させたエシカルなオリジナルフーディーを制作しました。このプロジェクトは、同社がフィリピンのファッションスクール「coxco Lab」と協力して行ったもので、オリジナルフーディーはオーガニックコットンで作られています。マウントメルビルのエクゼクティブプロデューサー・山脇愛理氏の思いが色濃く反映されたこの取り組み、その詳細を見ていきましょう。

プロジェクトの背景

マウントメルビル株式会社は東京とロサンゼルスを拠点に活動する広告制作企業です。彼らはクリエイティブなコンテンツを生み出すことに特化しており、社会にポジティブな影響を与えることも重視しています。今回のフーディー制作のきっかけは、社会課題解決をミッションとするココ社との出会いでした。ココ社は、フィリピンで貧困に苦しむ若者や母親を対象に、無償で縫製技術を教える「coxco Lab」を運営しています。

このような活動に感銘を受けたマウントメルビルは、彼らの理念に共感し、エシカルなファッションを通じて社会貢献を果たす道を選びました。山脇氏は「フーディーを作るなら、誰かの役に立つものを」と語っており、そのためのプロセスとして「coxco Lab」との提携が実現したのです。

フーディーのデザインと特徴

マウントメルビルのオリジナルフーディーは、右胸と背中に同社のロゴが刺繍され、職人が一つ一つ丁寧に仕上げています。フーディーのデザインに使われているオーガニックコットンは、肌にも優しく、制作過程で廃棄物を最小限に抑えることを目指しています。その様子を示す「GREENISH PRODUCTION」の文字が背面に施され、環境への配慮が感じられます。

カスタマイズのオプションも用意されており、マウントメルビルのスタッフはそれぞれの想いや好きなものを取り入れて、個性的なフーディーを作ることができます。これにより、単なるユニフォーム以上の意味を持つものとなるのです。

社会貢献と持続可能性

制作にあたって、「coxco Lab」の職人に対しては、縫製および刺繍の工賃が還元される仕組みが組まれています。また、このフーディーの販売価格の一部は、「coxco Lab」の運営資金として利用され、現地の若者や母親たちにさらなる支援が提供されます。こうした循環が、このプロジェクトの大きな魅力でもあります。

まとめ

マウントメルビル株式会社とcoxco社の協働によって生まれたこのエシカルなオリジナルフーディーは、ファッションと社会貢献がしっかりつながっています。今後の展開が非常に楽しみで、エシカルファッションが多くの人々の手に渡ることを期待しています。社会課題に目を向けたこのフーディーが、多くの人々にインスピレーションを与えることでしょう。