AI博覧会 Summer 2025、初日を迎え盛況にスタート
2025年8月27日、東京国際フォーラムで開催中の「AI博覧会 Summer 2025」がまず初日を迎え、来場者数が5,177名を突破しました。この展示会は、最先端のAI技術を紹介する場として、多くの関心を集めています。主催は株式会社アイスマイリーで、様々な企業や専門家が参加しており、初日のプログラムは非常に充実した内容となりました。
多彩なカンファレンスが実施される
初日は、10時00分からアイスマイリーの代表取締役、板羽晃司によるオープニングスピーチで幕を開け、その後にはパーク24株式会社の吉田秀彦氏による基調講演が行われました。テーマは「勝ち続けるための哲学」でしたが、聴衆にはその熱意が伝わり、大変な反響がありました。
続いて、日本マイクロソフト株式会社の西脇資哲氏による生成AIの最新動向についての講演や、セールスフォース・ジャパンとGLナビゲーションによるリアルな成功事例を紹介するセッションも行われました。これらのカンファレンスは満席状態で、多くの来場者が立ち見をするほどの人気を博しました。
出展規模は過去最大
今年のAI博覧会は過去5回開催された中で最大の規模となっており、100社以上、200製品以上が出展しています。展示エリアは多くの来場者で賑わいを見せ、出展社からも高い評価を得ています。来場者の声として、「具体的なAIの活用方法を知りたくて来ました」とのコメントがあり、AI技術に対する期待が高まりつつあることが分かります。
また、あるセキュリティAI企業の出展者は、「1日で当初予定のリード数の4倍を獲得できた」と驚きを隠せない様子でした。別の生成AIサービスの出展社も「想定来場者数は約7,000名と聞いていましたが、初日だけで5,000名以上が来場して驚いています」と話しました。
記憶に残るキャッチコピー
今回の「AI博覧会 Summer 2025」のキャッチコピーは「AIで甦る、日本の底力!導入加速で社会・経済に新風を」となっており、その理念のもと、AIの社会実装と産業の進化を促進するための場としての役割が期待されています。
多様な展示品が並び、AIエージェントや業務支援ツール、マーケティング領域のDXを推進するプラットフォームが一堂に会し、製造現場の高度化を助けるシステムなど、実践的なソリューションが提供されています。
注目企業とその展開
例えば、株式会社セールスフォース・ジャパンは、AIやデータを活用した営業やマーケティング、カスタマーサービスの支援を行っています。AIエージェントが新しいビジネスの可能性を広げています。また、株式会社サテライトオフィスは、クラウドサービスとの連携を強化し、オフショア開発の推進にも力を入れています。
この他にも、PRizmoやAI-VOC Insightなど、多彩な企業がAIの未来を切り開いています。彼らは、AI技術の導入を通じて、ビジネスの進化を目指しています。
開催概要
「AI博覧会 Summer 2025」は、2025年8月27日から28日までの2日間、東京国際フォーラムで行われます。初日の状況からも、多くの新たなビジネスチャンスやパートナーの形成が期待されており、今後の展開にも注目です。