神代植物公園 菊花大会
2025-09-19 16:12:28

第65回神代植物公園 菊花大会の魅力を楽しもう!

第65回神代植物公園 菊花大会のご案内



神代植物公園で毎年開催される「菊花大会」が、令和7年11月1日(土)から24日(月・休)までの約三週間にわたり開催されます。この大会は、1961年からの長い歴史を有し、地域の人々や訪れる観光客に愛され続けてきたイベントです。

菊華やかな秋の風景


菊は中国から伝わり、日本では江戸時代にさまざまな品種が発展したことから、現代でも多くの人々に親しまれています。また、明治時代以降には大菊の栽培が広まり、日本の象徴的な花となりました。この大会では、各地の名手たちが手がけたこだわりの作品が一堂に展示され、来場者は思わず目を奪われることでしょう。

菊花大会の見どころ


この期間中、展示されるのは大菊や小菊盆栽、古典菊など多彩な菊の作品です。特に注目すべきは、園内の「神代花車」です。神代花車は、年代物の荷車の上に色とりどりの小菊が生けられたもので、30年以上の歴史を有します。毎年、数人の職員による手作業で制作され、その迫力ある姿は大会の象徴的存在となっています。

具体的な展示内容としては、菊花連盟の会員が育てた盆養(3本仕立て)、福助やだるま作りといった様々な業種の作品が並びます。これに対し、厳正な審査が行われ、大臣賞や都知事賞などが選ばれます。これらの作品は、育てられた菊の美しさと、職人の技が融合した結果と言えます。

菊の仕立て方


日本の菊の栽培にはいくつかの技法があります。盆養は3本仕立てで咲かせる方法で、一般的な育て方です。一方、福助作りやだるま作りは、それぞれ特定の仕立て方が求められ、見どころの一つです。例えば、福助作りでは、5号鉢の中で高さを制限しながら美しい花を咲かせるように仕立てられます。

また、古典菊は地域ごとに異なる美意識が反映されており、地方独自の品種が豊かです。江戸や伊勢、肥後の名が知られる菊の数々は、多様な形や色を持ち、多くの人々がその個性的な姿に心奪われることでしょう。

施設のご案内


菊花大会の会場は、正門を入ってすぐの場所に設けられます。開園時間は午前9時30分から午後5時までで、最終入園は午後4時となります(最終日は午後3時まで)。毎週月曜日は休園日となりますが、来場者の皆様の安全を考え, 公園は電力節約に努めています。

公園内には、授乳室やおむつ交換室も完備されており、小さなお子様連れの方でも安心して訪れることができます。最新の生育状況やイベント情報は、公式ホームページやSNSで確認できますので、事前に情報をチェックすることをお勧めします。

■ 【公園詳細】
  • - 住所:調布市深大寺元町5-31-10
  • - 入園料金:一般500円、65歳以上250円、中学生200円
※小学生以下および都内在住・在学中学生は無料
※年間パスポートは一般2,500円、65歳以上1,250円

秋の訪れを告げる美しい菊の数々を観賞し、伝統の技が生み出す幻想的な情景をぜひお楽しみください。


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会社情報

会社名
公益財団法人 東京都公園協会
住所
電話番号

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