低圧太陽光発電事業開始
2022-12-09 15:40:01

低圧太陽光発電市場参入!ファンドクリエーショングループが新たな事業展開

低圧太陽光発電市場に参入!ファンドクリエーショングループの新たな挑戦



再生可能エネルギー事業を積極的に展開する株式会社ファンドクリエーショングループが、新たな事業として低圧太陽光発電所の買い取り事業を開始しました。これまでメガソーラー事業に注力してきた同社が、この市場に参入した背景や、今後の展望について詳しく見ていきましょう。

メガソーラーから低圧太陽光発電への事業拡大



同社は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度開始を機に太陽光発電事業へ参入。これまでに10基のメガソーラーを開発し、合計出力17.4MWという実績を誇ります。しかし、メガソーラー市場は競争が激化しており、同社は新たな成長戦略として低圧太陽光発電市場に着目しました。

低圧太陽光発電市場は、出力50kW未満の太陽光発電所を対象とした市場であり、導入量は1,690万kWに達する巨大な市場です。しかし、メガソーラー市場とは異なり、主要な投資家は個人投資家です。この市場では、中古太陽光発電所の売買市場が未成熟であることから、中古売却ニーズに対応することで、高い収益性を期待できるという判断に至ったと考えられます。

エレビスタ社との提携による効率的な市場参入



低圧太陽光発電所の買い取り事業において、個人投資家へのアプローチはメガソーラーとは大きく異なります。そこで同社は、日本最大級の中古太陽光発電所売買プラットフォーム「SOLSEL」を運営するエレビスタ社と提携しました。この提携により、「SOLSEL」を通じて効率的に中古太陽光発電所の取得を進めることが可能となります。

ファンド組成による事業の推進



この事業は、ファンド組成による資金調達によって行われます。同社は特別目的会社に対してシードマネーを拠出し、デット部分は外部資金を調達。将来的には外部投資家からの出資も受け入れ、ファンド規模の拡大を目指しています。

脱炭素社会への貢献



本事業は、メガソーラー事業と低圧太陽光発電事業の両輪体制を構築することで、再生可能エネルギーへの投資環境の改善に大きく貢献すると期待されます。同社は、この事業を通じて太陽光発電事業の更なる成長と脱炭素社会の実現を目指しています。

株式会社ファンドクリエーショングループの概要



会社名: 株式会社ファンドクリエーショングループ

代表: 代表取締役 田島 克洋

本社: 〒102-0083 東京都千代田区麹町一丁目4番地 半蔵門ファーストビル5F

主な事業: アセットマネジメント事業、インベストメントバンク事業

設立: 2009年5月

資本金: 1,179千円

まとめ



株式会社ファンドクリエーショングループの低圧太陽光発電所の買い取り事業参入は、再生可能エネルギー市場における新たな潮流を示唆しています。同社の今後の事業展開に注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社ファンドクリエーショングループ
住所
東京都千代田区麹町1-4半蔵門ファーストビル5F
電話番号
03-5212-5212

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