歯科業界に革命を起こす「Oh my teeth」がICCサミットで準優勝
2025年9月3日、京都で開催されるIndustry Co‑Creation サミット KYOTO 2025の中で行われた「カタパルト・グランプリ」にて、株式会社Oh my teethの西野誠CEOが見事なプレゼンテーションを行い、準優勝を果たしました。このイベントは、歯科業界に新しい風を吹き込む画期的な取り組みとして注目を集めています。
ICCサミットとは
Industry Co-Creation(ICC)サミットは、「ともに学び、ともに産業を創る」をテーマに掲げた大規模カンファレンスで、毎年400名を超えるプレゼンターが登壇します。今年の会場は京都のウェスティン都ホテルで、参加者数は総勢1,200名を超えるという盛況ぶりです。
カタパルト・グランプリの概要
この「カタパルト」は、ICCサミットのメインプログラムの一つであり、過去に優れた成績をおさめた起業家が選ばれ、各社が7分間のプレゼンを行います。審査員は40名以上の有識者から成り、その厳しい審査を経て優勝者が決定しました。
西野CEOによるプレゼンの内容
西野CEOは、「テクノロジーで歯科を再発明する」をテーマに、歯科矯正における課題に対する具体的な解決策を提示しました。彼は、従来の矯正治療が抱える「高額」「通院の負担」「継続の難しさ」といった問題を、AIとユーザーエクスペリエンス(UX)の力で改善する試みについて話しました。
デジタル化によるスピードの改善
Oh my teethでは、予約から診断、矯正完了までのプロセスを完全デジタル化しています。ユーザーはWeb上で簡単に予約し、タッチポイントを最小限に抑えながら、短時間で治療を完了させることができます。さらに、AI技術を駆使し、予約状況を分析することで、顧客満足度も向上しております。
インバウンド矯正の展望
現在、Oh my teethは訪日外国人の矯正ニーズをつかむための「インバウンド矯正」を推進しており、日本国内でのエクスペリエンスを強化しています。将来的には、アメリカや中国、インドなどの市場にも進出を考えており、グローバルな展開へと向かっています。
西野 CEO の起業への思い
西野CEOは、10代で複数の歯を失った経験から、「誰もが気軽に歯科体験へアクセスできる世界をつくる」という想いで起業を決意しました。彼のビジョンは、「歯科を通じて、人生を変える」ことを叶えることです。
今後の展望とさらなる挑戦
今後の計画として、Oh my teethは、国内外の医療機関との連携を強化し、安心で透明性の高い、ストレスフリーな歯科治療の提供を目指します。また、AIを活用した医療の自動化にも取り組み、ユーザーにとってより良い体験の提供に努めていきます。テクノロジーと医療の融合は、今後の歯科業界にとって重要なテーマとなるでしょう。
Oh my teethの活躍は、今後も続くと期待されています。本記事では、ICCサミットでの準優勝を通じて、同社が提唱する新しい歯科体験の可能性を広く伝えたいと思います。
会社情報
- - 会社名: 株式会社Oh my teeth
- - 所在地: 東京都新宿区築地町19-4
- - 設立: 2019年10月18日
- - URL: Oh my teeth
このように、テクノロジーと医療の融合による新たな挑戦が進む中、Oh my teethの今後の活動に注目です。