日本の新たな名宿たち
2025年10月8日、フランス・パリで発表された「ミシュランガイド ホテルセレクション」において、NTT都市開発が運営する3つのホテルが『1ミシュランキー』を獲得しました。これらのホテルは「パティーナ大阪」、「ザ・ホテル青龍 京都清水」、そして「エースホテル京都」です。この受賞は、各ホテルの独自の魅力やサービスが評価された結果であり、訪れる人々にとって特別な体験を提供することの重要性を再確認させるものです。
パティーナ大阪とは
「パティーナ大阪」は、2025年5月に開業したカペラホテルグループの最新ブランドです。大阪城公園と難波宮跡公園に近接したロケーションに構え、標準客室は広さ50㎡と贅沢な空間を提供しています。レストラン、スパ、フィットネス施設、さらには国際会議に対応できるボールルームを完備しており、ゲストはここで上質な非日常を体験できます。外観と内装のデザインは、建築設計事務所とインテリアデザイン会社によるもので、洗練された美しさが特徴的です。
総支配人エレン・フランケは、この名誉ある受賞を非常に喜び、ありがとうございましたと謝意を表しました。開業からわずか5ヶ月での受賞は、彼女たちの理念を実現するために尽力してきた人々の努力を象徴しています。
ザ・ホテル青龍 京都清水
次に紹介するのは「ザ・ホテル青龍 京都清水」です。このホテルは、明治時代からの小学校の校舎を改装して作られたヘリテージホテルで、2020年3月にオープンしました。ホテルのコンセプトは「記憶を刻み、未来へつなぐ」こと。成熟した文化と歴史を新しい世代に引き継ぐ役割を果たしています。また、宿泊客に心に残る滞在を提供するためデザインからサービスまで、一貫して最高の体験を追求しています。
総支配人の室井孝謙は、この連続受賞を誇りに思うとともに、スタッフとお客さまに感謝の意を表しました。スタッフ一人ひとりの努力が実を結び、今後も心に残るおもてなしを提供する決意を新たにしています。
エースホテル京都
最後に紹介するのは「エースホテル京都」です。このホテルは、旧京都中央電話局を改装した複合施設「新風館」に位置し、2020年6月にオープンしました。エースホテルならではのユニークなデザインが施された客室は、地域の特色を生かそうと模索しています。美しい自然と芸術、洗練された職人技を大切にし、訪れる人々に新たな感動をもたらすことを目指しています。
総支配人の池内志帆は、昨年に引き続き受賞できたことを喜び、地域とのつながりを大切にしながら、独自の体験を提供することを約束しました。
未来への展望
NTT都市開発およびそのグループは、これからも独自の価値を追求し、地域の魅力を引き出すホテルの開発と運営に注力します。2026年には「カペラ京都」と「ハイアット セントリック 札幌」の開業を予定しており、今後も国内外のお客様から高い評価を得られるよう努めていく方針です。
これらのホテルはそれぞれ異なる特長を持ちつつも、共通して上質なサービスを提供しています。日本を訪れる際には、ぜひ立ち寄ってその魅力を体感していただきたいと思います。