新しい水プロジェクト
2025-06-23 17:35:22

慶應SFC生とアートディレクターが挑む新たな水プロジェクトの全貌

慶應SFC生とアートディレクターが挑む新たな水プロジェクト



2025年7月4日(金)、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の現役学生たちとアートディレクター永戸鉄也氏が手を組んだ、新しいプロジェクト「ノーサービス」がスタートします。このプロジェクトは、缶に入ったミネラルウォーターを通じて、社会的な問題にアクションを起こすことを目指しています。

「水問題」とは?



このプロジェクトが立ち上がった背後には、日本国内外での水に関するさまざまな課題があります。特に、教育活動を通じて出会った人々の中には、厳しい環境に置かれ、選択肢が限られている方々が多くいたといいます。彼らを見て、無力感を感じた学生たちは、資本主義の仕組みがもたらす不平等に目を向けることに決めます。

実際、安全で清潔な水へのアクセスは、生きていく上での基本的な権利でありながら、その享受には格差が存在します。このプロジェクトのメンバーは、そんな水問題に焦点を当て、「ノーサービス」の水を飲むことを通じて、課題への理解を深め、より多くの人々と行動に移るきっかけを作りたいと考えています。

どうして缶なのか



「ノーサービス」は、一般的なペットボトルではなく、アルミ缶に入ったミネラルウォーターを販売します。その意図は、プラスチックによる環境負荷の問題を意識させ、日常の中に潜む「当たり前」を再考させることにあります。また、アルミ缶は美しいデザインが可能で、非日常の体験を提供することにもつながります。

「ノーサービス」の名も意味深



プロジェクト名の「ノーサービス」は、「水はサービスではない」という信念を表しています。水を手に入れることができない人々のために、綺麗な水を届けたいという強い想いが込められています。また、「No」という言葉には、社会における序列やランク付けへの対抗意識も宿っています。水を通じてみんなが平等に存在し、差異を超えるムーブメントを起こしたいという目的があります。

ウガンダへの支援活動



「ノーサービス」の販売による収益は、ウガンダの水問題解決にも寄与します。株式会社SUNDA Technology Globalとの協力により、12万本の水が売れると、ウガンダに自動井戸水料金回収システム「SUNDA」を提供する予定です。この取り組みが実現すれば、特に清潔な水が不足している農村部の人々の生活を救う一歩となるでしょう。

2025年7月4日、イベント開催!



商品の発売日には、東京都渋谷区で誰でも無料で参加できるイベントも開催されます。試飲の機会があり、DJや参加者と共に楽しい時間を過ごしながら、「ノーサービス」の理念も体感できる運びです。

参加メンバーの紹介



このプロジェクトの中核を成す人々。
  • - 立原大雅(CEO):慶應SFCの学生。社会問題に寄与する教育関連の起業を行ってきた。
  • - 千田広成(CSO):地域の教育問題に取り組み、子ども主体の活動を支援。
  • - 永戸鉄也(アートディレクター):音楽やファッション業界での経験を生かし、プロダクトに独自の視点を持ち込む。

「ノーサービス」は、ただの水の販売を超え、より良い社会を目指すための思想と行動の結集です。こうした活動を通じて、多くの人々に関心を持ってもらい、共に未来を切り拓く一助となれることを願っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社No.Service
住所
東京都新宿区西新宿3丁目3−12西新宿 水間ビル
電話番号
080-2563-0126

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。