活況の介護業界
2021-06-15 10:20:01
コロナ禍でも活況を呈する介護業界の求人動向とは
コロナ禍における雇用環境と介護業界の現状
新型コロナウイルスの影響が長引く中、多くの業界が厳しい状況に置かれていますが、その一方で介護業界には明るい兆しが見えています。最近のデータによると、無資格・未経験の方でも応募可能な介護職の求人が増加しており、これは特にコロナ禍で失業した人々にとって魅力的な選択肢となっています。
雇用情勢の悪化を受けて
総務省が発表した2023年4月の完全失業率は2.8%で、前月比0.2ポイントの上昇を記録しました。完全失業者数は194万人に達し、コロナ禍で失業した人々が新たな職を求めている背景が伺えます。菅義偉首相も介護業界への職業紹介に意欲を示し、様々な支援策を講じる方針を表明しています。
東京都の支援策
東京都では「介護職員就業促進事業」を推進しており、該当プログラムでは働きながら無料で資格を取得できます。この制度の特徴は、通学時間も勤務時間に計上されるため、求職者は無理なく有給で資格を取得できる点です。このような取り組みが「未経験OK」や「無資格でも応募可」といった求人の増加につながっています。
若い世代の参入
介護転職メディア「トレジョブ」によると、20代の応募者の75%が未経験から介護職に挑戦したいと考えていることが明らかになりました。このことからも、介護業界への新たな人材の流入が期待できるところです。特に、2025年には団塊世代の高齢化により34万人の介護人材が不足する見込みであり、多くの若者が介護職に参入することが必須となっています。
トレジョブの取り組み
介護専門の転職メディア「トレジョブ」では、全スタッフが介護職の経験者であり、生の情報を直接反映したサービスを提供しています。彼らは介護業界への未経験者の負担を理解し、支援策を積極的に掲載しています。また、トレジョブでは法改正や制度の変更が多い介護業界において、応募者が安心して職を選べるよう、コンプライアンスを強化しています。
トレジョブの担当者は、介護人材の確保を社会貢献として捉え、多くの人に興味を持ってもらえるよう努めています。今後も介護業界の求人動向には目が離せません。
まとめ
コロナ禍における厳しい雇用状況の中で、介護業界は未経験者や無資格者を迎入れる体制を整えつつあります。新たに介護職にチャレンジすることで、状況改善の一助となるでしょう。介護職への進路を考える方にとって、まさに今が転職のチャンスです。
会社情報
- 会社名
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株式会社トレジャー
- 住所
- 東京都荒川区荒川5-25-3 サイガプレザン210
- 電話番号
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03-3892-1391