GOBと中国新聞が共同設立した「どこでもYOGA」事業
最近、GOB株式会社と中国新聞社が共同で設立した株式会社AKERUTOによる新しいヨガ体験、「どこでもYOGA」が注目を集めています。このサービスは、固定のスタジオを持たず、サッカースタジアムや寺院、水族館、ホテルといった非日常的な環境でヨガを楽しむことができるという特長を持っています。
代表を務める末永朋子氏は、ヨガを通じた心身の整え方に熱心で、彼女自身がヨガに取り組むことで得たポジティブな変化を多くの人々と共有することを目指しています。この事業の根底には、ヨガが人々に平穏をもたらし、活力を与える力があるという信念があります。
「どこでもYOGA」の特徴
「どこでもYOGA」では、ただ場所を変えてヨガをするだけでなく、開催地を特別な意味を持つ空間としてデザインし、それに基づいたプログラムを用意します。例えば、花屋で行うヨガでは、香りを意識した深い呼吸法や、花言葉に基づいたストーリーを軸にしたレッスンを行います。また、火を司る神社でのプログラムでは、キャンドルを配置し、火やエネルギーに関連するポーズを取り入れることで、幻想的な空間を演出します。
中国新聞社の社内ベンチャー制度から誕生した初の企業
中国新聞社が2022年10月から開始した社内ベンチャー制度「ミラツク」によって、AKERUTOは生まれました。GOBがこの制度の運営から関わり、約97件の事業アイデアが応募される中で、AKERUTOが正式に事業化されました。これにより、企業としての成長が期待されており、中国新聞グループとしての一員としての飛躍も目指しています。
GOBのレベニューシェアモデル採用
GOBは、AKERUTOの設立に際して、レベニューシェアモデルを採用しました。このモデルは、新たなビジネスの成長を促進するためのもので、代表の高岡泰仁氏をはじめ、GOBのメンバーがプロジェクトに深く関与します。高岡氏は「どこでもYOGA」の新しい文化を促進し、多くの人々に新たな選択肢を提供する事を目指しています。
今後の展望
AKRUTOの設立メンバーは、今後の事業拡大とマーケティング戦略に取り組む中で、心身を整え充実した生活を送るための手助けをすることを目指しています。末永氏は「頑張る人が笑顔で活躍でき、報われる社会の実現」をモットーとしており、そのためには多くの人にヨガの良さを知ってもらうことが重要だと述べています。
GOBと中国新聞社の取り組みは、現代社会において新しいライフスタイルや価値観を提供しようとしており、新たな風を吹き込むことでしょう。今後も「どこでもYOGA」が多くの人々に受け入れられ、広がっていくことが期待されています。