パーソルの新しい研修プログラム『コミックラーニング』が東芝に導入
パーソルイノベーション株式会社が展開する『コミックラーニング』が、国内で約70,000人の従業員を抱える東芝グループに採用されることが決まりました。この研修サービスは、生成AIの利用促進をテーマにしており、従業員が漫画を通じて楽しく学べる内容が特長です。
コミックを用いた研修の利点
東芝はこれまでもセミナーなど伝統的な方法で生成AIの理解を促してきました。しかし、より多様な受講者に親しみやすく、関心を引きつけるための新たなアプローチが必要とされていました。そこで、コミックを教材にした『コミックラーニング』が有力な選択肢として浮上したのです。このプログラムは、漫画の楽しさを活かしながら、従業員の学習意欲を高める狙いがあります。
恵まれた学びの環境
東芝の技術企画部AI-CoEプロジェクトチームの岡田隆三様は、生成AIを正しく理解し積極的に活用することで業務効率化やワークライフバランスの改善が期待できると述べています。そして、本教材には生成AIの利点だけでなく、危険性やリスク管理方法に関する情報も豊富に盛り込む予定です。社員はこの教材を通じて、生成AIの重要性について深く学び、業務の効率化を促進することが期待されています。
導入の詳細
本プログラムの導入内容は、オリジナルコミックプランで構成されており、生成AIの活用方法を中心に教えています。対象は東芝グループの全従業員であり、全ての学びの現場で導入される見込みです。このように、親しみやすい形での学びを提供することで、社員の参加率向上が期待されています。
ついにユーザー数100万人突破
『コミックラーニング』は2021年にサービスを開始して以来、2024年6月にはユーザー数が100万人を突破する見込みです。この急増の背景には、ハラスメントやコンプライアンスといった社会的関心の高まりが影響していると分析されています。
パーソルイノベーションの展望
パーソルイノベーション株式会社は、グループ内の次世代事業創造を目指してさまざまな事業を展開しています。特に、リスキリング支援や新規事業創出プログラムなど、多様な研修サービスを提供しており、コミック教材の活用はその一環です。今後も『コミックラーニング』を通じて、多くの企業の研修をサポートし続けていきます。
このように、コミックを活用した新しい学びのスタイルは、企業の進化に貢献する重要な要素となることでしょう。