タイミーと全国温浴施設協会が新たに締結した災害協力協定
2026年1月16日、スキマバイトサービスを提供する株式会社タイミーと全国温浴施設協会が「大規模災害時における相互協力協定」を締結しました。この協定は、首都直下地震や南海トラフ巨大地震といった大規模災害の脅威に対し、温浴施設が避難者を支える機能を確保することを目的としています。
大規模災害のリスクと温浴施設の役割
今後、特に首都直下地震や南海トラフ巨大地震が発生した場合、避難者数はそれぞれ最大約480万人、約1230万人に達すると予測されています。これに伴い、温浴施設の持つ入浴機能や飲食、仮眠設備などが重要な役割を果たすことが期待されています。
しかし、災害時には多くの施設の従業員も被災者になる恐れがあり、急激に増加する人材ニーズに既存の体制で対応することは困難になるでしょう。そこで、この協定が必要となるのです。
タイミーとの連携による人材確保
協定は、ターミーに登録された1270万人以上のワーカーとの連携を目指しています。平時から温浴施設で働く人材を育成し、有事の際には「面接・履歴書なし」の迅速なマッチングにより人材を確保します。これにより、温浴施設の機能を維持し、避難所としての役割を円滑に行える体制を築くことが可能になります。
具体的な取り組み内容
協定に基づいて、協会とタイミーは平時と緊急時の両面から取り組みを進めます。
平時の取り組み:人材の蓄積と育成
- - 業務研修の実施: タイミーの登録ワーカーに対し、温浴施設における大規模災害時の業務に関する無償研修を実施。
- - 研修内容の可視化: 研修内容を整理し、協力して実施することで、業務の明確化を図ります。
- - 即戦力の育成: 実際の求人を通して、必要な業務スキルを持つ人材の蓄積を促します。
緊急時の取り組み:迅速な人員確保
- - スムーズなマッチング: 大規模災害発生時に、平時にスキルを蓄積した人材を迅速にマッチング。
- - 想定業務の準備: 受付や清掃、物資の管理などの業務内容を想定し、詳細を協会と調整します。
タイミーの強みと地域への貢献
本協定を通じて、タイミーが持つ以下の4つの強みを活かすことで、温浴施設での運営を支えます。
1.
即戦力の確保: 多様なスキルを持つ登録ワーカーを掘り起こし、育成します。
2.
迅速なマッチング体制: 手続きが簡素化されているため、必要な人材を即座に集めることが可能です。
3.
幅広い募集: 有償での募集により、適任の人材を多く確保することが期待されます。
4.
連携した業務推進: 雇用契約の下で、業務内容を明確にし、指示を的確に行うことで、連携を強化します。
コメント
全国温浴施設協会 副会長の加藤久利氏は「生活インフラ事業者として地域に支えられている私たちが、災害時に恩返しをすることが大切」と述べ、協定締結の意義を強調しました。
一方、タイミーの地方創生グループ 山口眞司氏は「今後の大規模災害には全国規模での人材確保が不可欠であり、この協定を通じて更なる活動を展開します」と語りました。
タイミーの過去の取り組み
タイミーは過去にも多くの災害支援活動をしており、石川県と協力して能登復興支援を進めたり、AZ-COM丸和ホールディングスと連携して災害時の物流拠点運営に関する協定を結ぶなどしています。今後も、地域の重要な生活基盤を支える活動を続けていくでしょう。